バニラファッジさんの介護漫画本


「91歳毒舌系女子、喧嘩を売っていきてます」


「86歳乙女系女子、恋の力で生きてます」

 

を読みました~ラブラブ

 

両方図書館で予約待ちでしたが、二冊仲良く

貸出可能の連絡がきてすぐ受け取りにいきましたべーっだ!

 

やっぱりお姉さんのギボ子さん(91歳)の方を先に読み・・・

次におばさん(86歳)。いや~面白かった!

ブログみたいに色んなネタが散らばってる方が楽しいけれど

ギボ子さんネタ連続、おばさんネタ連続、もなかなか読みごたえあり◎

 

おばさんの巻の最後に、

お年寄り二人の介護をしているファッジさんのことを

ファッジさんのお母さんが心配して泣きだす・・・というくだりがあり

なんだかじーんとしました。

  

ファッジさんが「大丈夫」というのは強がりでもなく

本心だろうと思いますが、

他人の私やファッジさんファンの読者だって時に心配になるのに

ご実家のお母さんが心配しないわけないよね^^;

 

ファッジさんのお母さんはほとんど登場しないけれど、

ファッジさんのブログからは

「母親の娘への大きな大きな愛」みたいなのを感じます。

 

私も妊娠してから特に、実家母からの連絡が頻繁になり

「え~ここまで愛されてるのか私ー!」と

自分でも驚いてます。ありがたやありがたや。

(愛されてるのは私じゃなくて赤ちゃんか?)

 

「階段は手すりをもつんだよ!」とか

「こんなマタニティワンピース見つけたんだけどいる?」とか

「お腹冷やしちゃだめよ!!」

「また夜に買い物いってるんじゃないだろうね(怒)」などなど…

  

「お母さん、私もう30歳だよ?」

 

と何度言ったかわかりません^^;

ゴキブリ出た時は「助けてママン!!!!!」ってなりましたが(笑)

  

子育てとっくに終わってるのにまだ娘に手をかけるDNAの力というか、

遺伝子の魔力からいまだに解放されない母が

自分が老いの入口にいるにも関わらずなお

私に搾取され続けているようで なんだかかわいそうになりつつ、

私もお腹の子が生まれたら「今後20年か~ふぅ~長いなあ・・・」

と思ってるけれど、

「実はそれ20年と言わず、30年なんじゃね?ガーンと絶望したり。

 

娘のためにゴキブリの始末とかできるような私になってるのかな。

(実家にいた頃から倒せるけど、片付けは母にやってもらってた)

 

あ、話がだいぶそれてしまいましたが、

ファッジさんの物のとらえ方、

ストレスをガツンと抱え込まずにしなやかに流していくスキルを

身につけて、お母さんに

「お母さん、私は大丈夫だよスマイル

って言うことは、究極の親孝行かなーという気がしました。

 

もっと具体的な恩返しがしたいところですが・・・

自分の親に

どれだけ物質的・金銭的な援助ができるようになったとしても

笑顔を見せて 、私は元気だ、幸せだということを

いつでも伝えられないとなんにもならないよな~

という気がします。

 

ファッジさんって介護者としても素敵だけれど

奥さんとしてもお母さんとしても

7人家族になる以前のご実家のお嬢さんとしても

すてきな人だな~宝石白と思いました。