私の大好きな介護ブログ、
ココログの「7人家族の真ん中で」の
10月5日の記事、 『施設見学(終)』 の内容が
とっても良かったので、まだ余韻に浸っています。
筆者のバニラ・ファッジさんは、
ご主人のクリームさんの実母(ギボ子さん・92歳の認知症のお姑さん)と、
ギボ子さんの妹さん(ご主人のおばさん・86歳?、要介護5)を
自宅介護されているお嫁さんです。
高齢者の介護なんて、お一人だけでも大変なのに
認知症のお姑さんに、自力では起き上がれないおばさんまで介護して
しかもその日常を、決して愚痴っぽくなく
明るく笑いを交えてつづられているファッジさんは本当に素敵です。
すごすぎて…
時々私は、
そんな風にほとんどお一人でお嫁さんが介護を担当して
(家政婦さん、介助の方もいらっしゃるけれども・・・)
実子のクリームさんは何やってるのかな、
ちゃんとファッジさんにありがたいって思ってるのかな!?
と、モヤモヤすることがありました。
それで、「このブログ面白いよ」と教えてくれた母に
「クリームさんってちょっとさ、放置っていうかさ
ファッジさんに丸投げだよね。なんだかな~(・ε・)」
と言ったことがありました。
コメント欄でも時々、ファッジさんを心配するあまり
介護負担率に関して読者の怒りや心配(?)の矛先が
クリームさんに向かうことがあります。
その時の母返事は
「・・・そんなの、ファッジさんたちの勝手なのよ。
人の家のことを外野がとやかくいうのは余計なお世話よ」
と言ってました。
私にとって、実家母の意見というのはとても大きくて
この時も ああ、そうだったんだ。たしかに余計なことだったんだ―
と、母の言葉にはっとしました。
それで私のモヤモヤは落ち着いて、
ただただ更新を楽しみにするおとなしい読者(笑)として
ずっと読んでいたのですが
今回の5日のブログで クリームさんがさりげなく
「どっかでお茶でも飲んでいくか?」
と言っているのがなんだか素敵で、
ほんわかしました。
ブログって、文字や絵に書かれていることだけが
全てではないなあ、と改めて思います。
苦い気持ちも、優しい気持ちも
ほんの一部だけ。
「どっかでお茶でも飲んでいくか?」
って、なんかよかったです^^なんか。