映画『理想の出産』を観ました。
注意※ネタばれあり!
フランスのマタニティ映画です。
自分が妊娠中なので、タイトルにひかれて見てみました。
今見ておいて正解でした。
この映画は「理想の出産」なんていう幸せそうなタイトルの割に
R指定です。
出産シーンの血みどろの様子も映るのかな?と
ドキドキして観はじめたのですが そういう意味のRではありませんでした!
出産シーンでは謎の管をハサミでプチン★と切ると
血がポタポタ・・・っていう映像はありました。
私はそれだけで怖かったんだけどね
こんなのでお産ができるのか心配。
* * *
序盤からちょっとずつ夫婦に対して
「大丈夫かな?」という不安要素があり
二人の雲行きが怪しくなったりするのですが
まさかここまで悪くなるとは・・・
一口で言うと、出産前の「マタニティーブルー」、
出産後の「産後クライシス」のリアルを描いた映画でした。
妊婦はホルモンの影響で情緒不安定になり、
産後は初めての育児へのプレッシャーと
授乳問題、夜泣きに疲れて追い詰められ
夫にも攻撃的になってしまうのですが
外で仕事をして疲れて帰ってくる夫にも
そんな妻を支える余裕まではない。
出産後のいっぱいいっぱい感がすごいです・・・。
若いママにすごく同情できるけど、夫の立場だってわかるしなあ。
もう少しだけ夫にわかってほしいなーと思うけど
「もう少し」でも到底足りなさそうなママの不安定感よ。
噂には聞いていたが(・・;)
>男は全てのことを驚くほど軽く受け流す
みたいな言葉が笑えました。覚えておこう!(正確な字幕は忘れました)
私は今のところマタニティーブルーはなく、
頭の中お花畑状態をキープ(?)しています。
産前はこれでいいと思う。
産後はお花畑じゃやっていけないだろうけれど
この映画のヒロインみたいな孤独でギリギリの精神状態になる前に
映画のことを思いだして
「誰もが通る道だ」と少しでも冷静になれたらな、と思いました。
* * *
主演女性のお腹が、妊婦さんの大きなお腹になっているのですが
あれ本当に妊娠してるのかな?そんなので撮影なんてだめだよね?
CGとか特殊メイクなのかな・・・?
今の私よりもだいぶお腹が大きいのに
腕も脚もスラーっと細長くてお腹以外はスタイル抜群、
「なんだと!?」ってなりました。笑
色々色々あったけど、最後は悲しい終わり方じゃなくってよかったー。
最近色々映画を観ているけれど
日本の要素がチラッと出ることが多いです^^
今回はソニーのビデオカメラと日本製の・・・が出ました。
なんか嬉しいな♪