※白い彼岸花を見た~~~!!!!!
* * *
職場に向かう途中の大きな交差点に
よく手入れされた花壇があって
信号待ちの時に眺めるのが好きです。
先日その花壇に
白い彼岸花
が咲いているのに気がついてびっくり!
彼岸花って白もあったんだ~
調べてみると定番の赤の他に、
白やオレンジもあるみたいです。
いつかオレンジも見てみたいと思いましたが
やっぱり彼岸花の「白」 に出会った時以上の
驚きにはならないんじゃないかな。
子供の頃、
祖母と散歩をしていて見かけた彼岸花が美しくて
「彼岸花を庭に植えたい!!」 と言った時
祖母が
「彼岸花を植えるだなんて縁起の悪い。
火を呼ぶんだから絶対に植えたりしては駄目、
家が火事になる」
ときつく言われました。
口には出しませんでしたが、
その時の私は<火を呼ぶ>なんて、
そんなのは迷信だろうから
「大人になったら、おばあちゃんに内緒で植えようっと」
と思っていました^^;
大人になった今、
そもそも庭のある家に住んでいませんが
今もし庭のある家に住めたとしても
彼岸花を植えたいかというと
なんとなく抵抗があります。
今でも綺麗でかっこいい花だと思うけれど、
「迷信だ」、と思いながらも子供の頃、頭の片隅で
いつか遠い未来の自分が、
祖母に黙って庭に埋めた彼岸花を眺めていて、
ふと目を離した途端に、花の赤い部分が
ぶわっと火に変わって燃えてしまうところを
想像してしまったからかなあと思います。
テレビアニメの「まんが日本昔ばなし」が
怖かったお年頃(笑)だったので
そんなネガティブなイメージは結構強く残っているんですね。
彼岸花の迷信については
彼岸花が毒を持っているために
むやみに触らないように、というところからきた話のようです。
そのまま「毒があるから植えんなよ」 と言ってもらえたら
子供の私でもストレートに理解できただろうに、
ちょっと、おばあちゃん何遠回りで教えてんの?!
って気持ちもなくはないですが
あの怖い不思議な迷信がまた
彼岸花の美しさを際立たせているような気がします。
「毒の怖さ」が「火事の怖さ」として伝わるのは
やはりあの花の強い「赤」から来ているんだろうなあ~。
彼岸花の「白」が もっとポピュラーだったなら
<火を呼ぶ>というあの迷信が、
ああ、ややこしくなりそう
彼岸花のことをあれこれ考えていたら
「あれ?白い彼岸花があるって 前にもどっかで知って
めちゃくちゃ驚かなかったっけ??」
と思えてきました。
お友達のブログで読んだのかもしれません。
彼岸花の赤、赤、赤・・ ずっとそう思ってきたので
またいつか白い彼岸花を見たら??
※一行目に戻る。
きっと私は何度でも白い彼岸花に驚くことができると思います