聖女の救済/東野圭吾
を読みました
注意※ネタバレあり!
ガリレオシリーズだって気づかずに読んでいて
途中で湯川が出てびっくりしました
ゲスト出演で湯川が出てるのかと思って焦ったけど
確認したら帯にちゃんとガリレオって書いてた
湯川の名前だけは覚えてたけど、
覚えてなかった草薙刑事と内海さんの名前も
今シリーズでやっと覚えられました
聖女の救済は序盤すごく面白くて
奥さんの花壇の存在感や、パッチワーク教室、
若くてかわいい不倫相手と夫婦の関係、
どれも ワクワクさせる要素だな~と思っていたところ
湯川登場。
しかし、湯川先生が出てきて急につまんなくなったというか
捜査としては正しい道だったとはいえ
ずっと水まわり、浄水器のチェックの話なので
湯川先生物理学者じゃなくて水道管専門の人だっけ?
という感じで
間の50~100Pくらい引っこ抜いても
意外と話通じてしまうんじゃないかなあ・・・ とやや退屈だった
これならば今読んでるガリレオの苦悩の「操縦る」の方が
読後のウオオ!感高いです。
実行留保を続けてきた計画犯罪の地味さが面白みなので
退屈に思えたシーンは
もしかしたら二回目の方が読んで面白いのかも。
トリックは やられたー! という感じ。すごい。
台所に入らない(含・入らせない)夫を持つ妻
じゃないと絶対できないね。
どんな気持ちでペットボトルを買い足してたのかな。
* * *
物語の最初に既に亡くなっていた絵本作家さんの絵本が
めっちゃ面白そうで もし本当に絵本が刊行されていたら
買いたいくらい。
ゆきだるまが「これ以上行ったらワシ溶けるやん」ってなった後
どうなったんだっけ・・・書いてたっけ。
「あした雨降りになあれ」も、タイトルだけで面白そう。