※バイオレンス注意!!
「赤子の手をひねる」
ということわざがあります。
・強い立場の者は弱い立場の者を思うままに扱うことができる
・物事が極めて容易にできる
・造作ないこと
のたとえで
「そんなの、とっても簡単じゃーん」
という時に使うことわざですが
実際にそのことわざを言った人の目の前に
すかさず赤ちゃんを連れてきて
「さあ、手をひねって!さあ!さあさあ!」
と言ったとしても
誰がその手をひねったりできる?
簡単だとか難しいとかの問題じゃなく
誰にもできないでしょう。
それでもこのことわざが
「簡単なこと」のたとえに使われているということが
面白いなあーと思います。
このことわざが現代に伝わる意味のもとのして成立する前
一番最初に言った人はひょっとしたら
「そんなこと、とてもできたものじゃありません!」
という意味で
使ったのかもしれないなあ~ なんて思います
もしそうだったとしたら
その人がどんな無理難題をふっかけられたのか
どれだけ困って出た言葉なのか
なんだか同情してしまいます。
返すお奉行様か悪代官だかは
「赤子の手をひねるよりは 簡単だろぉ~?」
と、何か別のことをやらせようとしたのか?
それとも
「あっぱれ!この世で最も簡単なことが
この世で最も難しい! 下がってよい!」
となったのか?
一体その男、またはその女は無事
その局面を切り抜けたのだろうか??
はたまた もっとふざけたシーンで
使われたたとえだったのか