変身／東野圭吾
を 読みました
注意
ネタばれあり！！
前代未聞の 人体への 脳・移・植！！
で、奇跡的に助かった主人公。
手術は成功、回復も順調・・・のはずが
画家志望で 大好きだったはずの絵に
興味を失い
心から愛していた恋人にまで
不満を感じるようになる。
心やさしい主人公（僕）が
気性の荒い、非協調的な男（俺）に
『徐々に』変わっていく。
自我が移植された脳に占領されていくことに
気がついた主人公のショックは
正直想像できないのでなんとも・・
でも、彼の恋人で 彼の変身を見つめる
葉村恵の気持ちは分かるので
悲しかったです。。
優しすぎて ちょっと頼りない感じの主人公が
最後の最後に毅然として 自分の変身に
抵抗するところが かっこよかったです。