学生時代に教科書で見て以来、
ず~~~~~~~~~~~っと
「見たい」 と思っていた景色を
ついに見ることができました。
カルスト地形。
山口県 秋吉台に旅行に行ってきました。
ケータイの電池をろくに充電せずに行ってしまい
写メ魔を名乗る私が写メ2枚だけ・・・!
でも、文字通り「焼きつける」つもりで
ガン見してきました 太陽光が眩しいぜ!
↓ 参考 <秋吉台観光サイト>写真が綺麗なので。
http://www.karusuto.com/html/02-learn/
広大な野原に、ひょこひょこと白く見えるのは
「 羊 ?」
と一瞬思ってしまったけど、NON,
石灰岩です。
三億五千万年前はサンゴであり、
それが今、私には羊に見えるなんて面白いな、
そしてここは日本で、外国みたいに見えているのに日本で、
昔は日本でも外国でもなく海だったなんて 面白いな
この草の大地は 定期的な野焼きによって
保たれているそうです。
景観は変わりながらも絶え間なく
過去から引き継がれてきたのだなと感じます。
遠く雲の影が ゆっくり 野原を動いていく様子が
なんとも穏やかで とても幸せな気持ちになりました。
飛騨高山も 「天国みたいだ」 と思ったことがありますが
秋吉台も天国みたいでした。
草のある巨大アリ地獄!・・・みたいな、
円錐形のくぼ地 「ドリーネ」 もしっかり確認してきました。
ジブリの映画、『ハウルの動く城』 で
過去の記憶の世界に行った
ヒロインのソフィーが落ちていく沼のようで
少し怖く、でも底はどうなっているのか、下りてみたい!
という気持ちを抑えるのに必死でした
地下にある 巨大な洞窟 「秋芳洞(あきよしどう)」も
非常に面白かったです。
短い鍾乳洞と、中くらいの鍾乳洞と、長い鍾乳洞と、
なんと天井から床までくっついてしまった鍾乳洞!!!
(大黒柱と名付けられていました)
石灰華は、時を止めたチョコレートファウンテンみたいで
ウェディングケーキみたいな形のものも多数ありました。
「華」というのに 非常に地味で名前負け?笑
頭上にコウモリが飛び、探検ムードもあるし
トルコのパムッカレほど美しくはないけれど
「百枚皿」と呼ばれている 段々畑のような石灰の棚もありました。
石灰の柱、塔、人間が真似れば
ひょっとしたら数日で作れるかもしれません。
でも、意思を持たず、自然が 自然に
長い年月をかけた結果としてある「自然」に
圧倒される思いです。
心に残る 感動の景色の数々
ご家族で行くのにも、おススメの場所です