『アルキメデスは手を汚さない』 /小峰 元
を読みました
注意!ネタバレあり!!
東野圭吾が小説家となるきっかけになった本、
とのことだったので読みました。
・・・私は東野圭吾の方が好き・・・
1973年江戸川乱歩賞受賞作だそうです
30年以上も前の本なのに、
学生運動とか赤軍とかチラッと出てくるのに
古い感じがしないのには驚いた
でも、やっぱり東野圭吾の方が好き
読んでいて 色々なシーンの中で
登場人物との距離が
ちょっと離れていたかなあ・・・
三人称効果だけじゃない気がしました。
頭の中で場面を描きながら、
主人公の後ろをついて歩いているように思えたり
時には同じ部屋に立ってるような気がするくらい
リアルに入っていけそうな東野圭吾と違って
目玉だけで追ってるような感じ
もっと迫りたい。
少女の死と青年の失踪という謎に
毒弁当や船のトリックなどがちょこちょこ
絡んでくるので飽きません
高校生がみんなちょっと怖い・・・