※長いです。
今日はお客さんと、軽く乱闘!
オッサンとわたし。
カウンターごしで、キャッシュカードの奪い合いをした。
いやあ、ビックリ。
お忘れ物のキャッシュカードは、確かにお客さんのモンです。
ええ、間違いない。
先週も来店してたお客さんだから顔知ってるし、
間違いなくあなたのカードだよ、私はわかってる。
そやけどな、
こちとら雇われの身なわけで。
お客さんの大事な大事なカード、
免許証や保険証、ご印鑑の確認なしに
はいどうぞとお返しできないんだってばΣ(・ω・ノ)ノ!
面識が利く立場じゃ、
ないんだってば!!
てなわけで、
咄嗟にはじまったのはお客さんとカードの引っ張り合い。
つーか試合??
手をのばしてカードを持っていこうとするおっさん、
それを防いでカードを引き寄せる私。
他のお客さんも大勢見てる前で
従業員として不適切だったと思う。
奪われたところでロックかかってるから使えないカードだし、
安全なんだけども頭の中マッシロでさ(笑 ふふ。
カードが台紙からはがれ、
丈夫なビニール製の袋が引きちぎれて
中のカード吹っ飛ぶまで
(正式にはその後もバトルは続いたが)
オッサンと戦った・・・!
警備員と上司がその場をおさめてくれた。
上気した私に
「コロさん、気にすんなよ!」
とか優しく声かけてもらったりもしたけど
気にしてない。
気にしてないの、私。
なんて強いんだ。
いつのまにこんな鍛えられたんだあたし。
自分に驚いたわ。
そうやわ、何回耐えたかわからんからな。
耐性。後輩もできたし、この成長がうれしい。
ひとつ。
反省するのはあのときの私がお客さんを見る目
きっとお客さんでなく敵を見るような目だったことだろう。
そう思うと少し悲しい。
私はまだ1から100まで
顧客満足には徹っしきれていない。
もっともっと他に、穏便に解決できるやり方があったかな。
模索して工夫して身につけていく道は
きっとまだ長くて険しい。