今でもそう。

あのベンチはいつだって寒そうで

私はいつも泣きそうになる。

 

あのホームには思い出がありすぎて

だから何にも思い出せない。

消えないで欲しいのに、鮮明にすることがたまらなく難しくて

もうわからん。

そればかりです。 


こんなに暑いのに

今日もとても寒そうだったね。

私はいなくて。あの子はいなくて。

たった一駅の間。私は自分が呼吸してることに気づくねん。