<ひさびさに、ガッコ>
大学に行った。
一時期就活生で大混雑した
就職支援センターは
やはりガラ空き。
(想定内)
ぶっちゃけ私一人貸切状態。
快適さの反面、
激しすぎる孤独感に苛まれつつ
一人求人票を眺めていた時のこと。
二人の女の子がセンターにやってきた。
3年生かと身構えたけど
おなじく2007年度新卒を目指している子たち。
ともに内定はまだらしい。
一人は知らない子だったけれど
これからの行動指針を聞いたり
ポジティブな様子を見ていたら
すっごい落ち着いた。
そのうちセンターのおばさんもやってきて、
求人票には載っていない耳寄りな情報を
いっぱい教えてくれた。
ていうかやはりある、
就職における男女差についてお聞きした。
人事と話したときに聞いたという話によると、
テストをやっても、
たいがい男子よりも女子の方が好成績らしい。
面接をしても、
女子の方がコミュニケーションスキルに長けているらしい。
But
寿退社なるものを警戒するあまり、
やはり男子の採用により積極的になってしまうんだと。
わかる。
自分は就職できて結婚したからと言って
すぐ退社っていうイメージはないけど、
もしも子供が生まれたら
行政の定める育休産休だけじゃなくて
もっと子供とかかわったりしたいと思う気がする。
どこまで働くのか、退社後再就職するのか。
色々考えててやっぱり
結婚とか出産、女性から見た家庭が
少なからず影響を持つと思う。
だからそんな私に「女性だから」っていう
制約がかかってくるのは
まあ少しは・・・
仕方ないと思うんだよね。
でも
結婚にも子育てにも
興味がない女の子がいたら?
純粋に、言葉どおりにずっと
会社で仕事していきたい女の子ががいたら?
納得いくわけがないと思う。
そういう時、合理的に見える男女の扱いの差が
差じゃなくて差別になるんだろうな。
同時に自分を振り返る。
結婚して出産して退社・・・
っていうのは何なんだろう。
家庭に入りさえすれば
なんとか生きていけるとでも??
やっぱそういうナメた考えしとんのやわ。
男子はそうもイカンもんねー。
どうしたものか、我が甘さ。。。
中1の時隣の席の男子が、
『将来どういう仕事をするか』
をやたら考えていたけど、
その時の私は将来の仕事にはさほど興味はなくて。
考えることをスルーしてたと思う。
少なくとも隣の少年はその頃から
生計を立てるからさ に対峙してたんだよな。
どうにかしたくとも、この甘さ。。。我が甘さ。
なかなかに、
しつこい歴史を持っている気がします。