がんナースのおし(も)ごと -14ページ目

がんナースのおし(も)ごと

検診では見つからなかった進行浸潤がん(子宮腺扁平上皮がん)と、検診で見つかった早期大腸がん。そんな2つのがん経験者ナースの、日常や生き方を綴っています。

最近ずっとニュースやワイドショーでやってますね。


がん見落としあせるあせる



CT撮って、がんの疑いと書かれてるのに

何故見落とすはてなマーク



それは医師が忙しいからとか、たまたま見てなかったとか、そういうことじゃないと思います。



見る気がないドクロ



荒っぽく言えばそうだと思います。しょぼん




CTやMRIの画像検査って

放射線科医


という、画像診断を専門とする医師が

チェックしてます。




例えば、


乳がんは乳腺外科医


子宮がんは婦人科医


消化器がんは、

消化器内科医(手術をするなら消化器外科医)


泌尿器がんは、泌尿器科医


骨肉腫(骨のがん)は、整形外科医





というように、

すべて各専門の医師が、治療にあたります。

(これが担当医〔主治医〕といわれてます)



そして、CTやMRIを撮ったときは、画像は

もちろん担当医も目を通して見ますが、

くまなくチェックして、その画像について

レポート

(腫瘍の有無や、転移再発の可能性の有無、

画像内に異常がないかどうか)


を書いてくれる医師がいます。


それが放射線科医(読影医)です。





でも実際、その画像とレポートをみて、患者に説明するのは担当医になるわけです。



なので、実際は2人以上の医師が

チェックすることになってます。

ダブルチェックですね。

(個人病院は放射線科医が不在で、担当医のみがチェックすることが多いですが)



そこをスルーして見落とすって、どういうこと?



て思いますよね。



数々の医師をみてきて、思うことは



ほんま、色んな医師がおるなぁガーンガーンガーン

いや、そのまんまやん。笑




合格自分が主治医ということをしっかり意識して、患者さんの症状と照らし合わしながら、画像も自分の目でしっかり再度確認して、レポートもきちんと目を通す医師




合格後で訴えられたり、自分がミスをするのを恐れて、自己防衛として、しっかり画像もレポートもみる医師




合格業務的にレポートだけに目を通す医師




私からみたら、大まかに分けたらこんな感じです。





それでもレポートすらスルーするって、どういうこと?!となるわけです。




どんだけええ加減やねんパンチ!



かといって、画像をみる放射線科医が完璧であるか?

と言われると、それも100%ではありません。

[人間の目ですから]目




私が医師をみて、いつも思うことは


どれだけ真剣に、患者さんの異常を見つけようとしているか?



それに限ります。



はなから『大丈夫でしょー』みたいな考えで

みている医師は、やはりその態度が患者さんにも出ています。



医師も人間ですからね。

患者さんと合う合わないの相性もあります。



わかりますよ。

私だってありますから。



でもやはり、患者としては

副作用やリスクを負ってでも

検査してるんです。


痛みを伴う検査もシラー



しかもお金だってかかってます。



それを見落とされるとかは

ありえない




そろそろAIロボットが、読影とか、する時代になるのではないかと思ってます。


というか、むしろその方が確実なんじゃないか?

とも思ってます。



採血の結果もそうですよ。


少しの異常を異常とみるか、みられないか?


それによっても、変わってきます。




医師が全員の患者を


大切な身内


だと思って、診ることができたら、こんなことは起こらないのかなぁ❓とも思いますね。



それは看護師にもいえますね得意げ



なかなか難しいけど、私自身も、

患者さんを大切な身内だとおもって

看護することは大切だと思ってます。



とにかく、今後こんな理不尽なことが

起こらない医療現場であってほしいです。


恋の矢切実な願い恋の矢





今日は憤慨気味に書いており、不適切な表現があったかもしれませんがお許しください。


あくまで私の主観ですからねーうーん

Ameba限定記事にしちゃうかもです。



今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました