アホの師匠 | がんナースのおし(も)ごと

がんナースのおし(も)ごと

検診では見つからなかった進行浸潤がん(子宮腺扁平上皮がん)と、検診で見つかった早期大腸がん。そんな2つのがん経験者ナースの、日常や生き方を綴っています。

クリニックの
放射線技師さん

私たちナースは、この技師さんにレントゲンの撮り方(セッティングの仕方)を教えてもらっていたので技師さんのことを師匠と呼んでいます…

院長がおられた病院から声をかけられて、やってこられたんですが

この師匠、60歳オーバー
定年過ぎても、大病院で現役で仕事されてた超ベテランさん

気さくで、60オーバーには全く見えず、
とにかく若い

趣味は…

山登り霧と、畑仕事

山登りなんて、あらゆる山岳にのぼり、テント泊という本格派

畑仕事も、なんでも作ってしまい、八百屋ができる腕前ウシシ

エネルギッシュで、テキパキ仕事もこなすし、
何どもいいますが、とにかく若い

趣味や楽しみがあるから、こんなに
お元気で若いんだろうなぁ

と思ってたら

この前、体重の話をしてたときに

わしもなぁ、毎日体重測ってたら、痩せてきてなぁ!
喜んでたら、喜んでる場合やなかったんや!

大腸がんやったんや!

て、まさかのカミングアウト

「えいつですか

2年前や。即手術したけどな!

驚きました。
こんな元気やのに?!

ガン発覚してから、落ち込むことはなかったそう。

仕方ないやん。なってもたものは
その前に畑が気になってなぁ。
手術までに、畑をどうにかせな!と思って、それに必死やったわ。

と、笑いながら話される。

私の病気のことは話さなかったけど

「全然予想もつかなかった!
今も趣味に没頭されながらお仕事もされてて。
なんで、そんなに元気なんですか?」
と聞くと

アホになることや!

アホになったもん勝ちや。

考えても仕方ない!

アホになるんや。

だそうです。

アホになって、趣味や楽しいことを考えて、暮らすそう。

私もそれをモットーとしてるけど、技師さんとお話して、確信しました。

アホになること

思わぬところからの教訓でした。


こんな身近なところに、仕事上の師匠だけじゃなく、ガンの師匠がいてくれました。

お笑い会には
アホの○田師匠
がおられますが、そんな感じでどんな感じ?
ついていこうと思います





私のBlogにアクセス&最後まで読んで下さり、
有難うございます。

皆様にもハッピーが訪れますように。