告知まで。 | がんナースのおし(も)ごと

がんナースのおし(も)ごと

検診では見つからなかった進行浸潤がん(子宮腺扁平上皮がん)と、検診で見つかった早期大腸がん。そんな2つのがん経験者ナースの、日常や生き方を綴っています。

とりあえず様子をみよう。

と思ったものの、多量のおりものは止まらない。

尿漏れ?
と、思うほど。

おりものシートじゃ間に合わないむっ

ん~。どうしたものか。
もしかして、子宮じゃなく、卵巣とか?

不安が頭をよぎる。

考えた末、働いてる病院の放射線科の医師に、MRを撮ってほしいと、直談判してみた。

『どうしたん?』

『なんか、おかしいんです。』

『不正出血とか?』

『はい。そんな感じ。お腹張るし・・。』

尿漏れのようなおりものとは、顔見知りの男性医師には言えなかったしょぼん

そしてそう!
私には、他の自覚症状としてお腹の張りがあった。

下痢気味の私が、昨年末から急に頑固な便秘になり、お腹の張りも自覚していた。

体調の異変には敏感な私。

お腹の張りの原因検索を徹底的にしたくて、今年初めに、胃と大腸の内視鏡もしたところだった・・・。
(大腸内視鏡はかなりの勇気と決断がいりました
もしかしてこれは、後に判明した病気に関連した症状だったのかも知れない…。いや、きっとそうだと思う

話は戻り、肩にいたーい注射(ブスコパン=腸の蠕動運動をとめ、画像をみやすくするため)を施注し、骨盤部のMRを撮っていただいたかお

結果。

『子宮も卵巣も大丈夫やで!何もないよ!』

『え?そうですか?』

『ただ、ナボット嚢胞という良性の嚢胞はあるね。でも良性やと思うから、半年後に検査して、増えたり大きくなってれば考えたらいいと思うよ』

『そうですか・・・』

ホッとしたものの、腑に落ちない私。

『水様性帯下とか、ないやろ?』

ドキッ叫び
『いや、実はあるんです・・』

そこで初めて、放射線科医師の顔色が変わったえっ

『もしかして、初期の悪いものかもね。婦人科受診もう一度してみたら?』

やっぱり・・・。

前とは違う婦人科に行ってみよう。

私の職場は総合病院病院
婦人科も、隔日であるが、やっている。

でももし悪性のものだったら。
PCで、病院中の職員が私の情報をみれてしまう。
個人情報も何もない。
自分の病院でしてもらうのが、安心で信用できるが、やはり別の病院に行こうDASH!

でも・・・。
別の病院って言っても、信用できる病院があまりない。(笑)

ん~・・・。
悩んだ末、一緒に働いてる病院長に相談してみた。

『うちの病院では、個人情報がわかってしまうから、ちょっと別に行きたいんです。この辺りで、よい婦人科ご存知ないですか?』と。

うちの病院長は、外科医。
『ん~。わからんなぁ。』と言いながら、どこかへ電話している。

『○○病院の婦人科の○○先生に繋いで!』
『あ、○○先生ですか。お忙しい所すみません。うちの職員の看護師が、MR撮ったらちょっと異常所見があったようでね。申し訳ないけど、近々診ていただけませんか?明日?あ、じゃあ、明日行かせます』

話が早いっっ!

通常は、そこの病院には、紹介状をFAXで送り、まず予約を取らないといけない。
明日に受診できるなんて、まずない。

でも、明日朝一番に予約なしで来てもらっていいと言ってもらった。

院長、ありがとうございますラブラブ

院長と働いてたおかげです。

そんなこんなで、幸いなことに、翌日受診となった。





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