
昨日は仕事を終えてから、古代オリエント博物館でやっている、
吉村作治の早大エジプト発掘40年展をみてきました。
青いマスク、日本最後の公開というからね。
吉村作治さん、4年生の頃に「ツタンカーメン王のひみつ」という本を読んで、
エジプトに興味を持ったのが最初だそうですよ。
あー、それワタシもワタシも
小学校の頃、図書室でいろんな本を読みまくったワタシ。
「ツタンカーメン王のひみつ」も読みました。もちろんw
さらにワタシがエジプトに興味を持ったのは3年生の頃。
そのきっかけとなったのは2年生くらいの頃だったかな。
家族+おばーちゃんと府中のラドン温泉に行った時に立ち寄った本屋さんで、
おばーちゃんにたくさん本を買ってもらった。
何冊も手に、「これでいい」って言ったら、「あと1冊買ってあげるから」と言われ、
でも欲しい本なんてないのに。。。と、目の前にあった「王家の紋章」を手に取りレジへ。
そんなてきとーに選んだマンガだから自分から読むこともなく、本棚の奥へポイ。
当時はドラえもんとかあさりちゃんとか、そーゆーマンガを読んでたお年頃だったしw
で、ある日、家のマンガは何度も読んだし、そろそろ新しいの買おうかなと思っていたところで、
ふと「王家の紋章」を思い出したように手に取った。
それは9巻だったので、続きとそれまでの話が気になりまくって買いまくり、
ハマっていったなぁ。なつかしい。
途中から随分とストーリーがマンネリ化してきたけど、
今も1年に1度発売される本を待ち遠しくしていますw
ちなみに今は53巻まで発売。
作者さんは70歳超えてるみたいなので、元気なうちにお話を完結してもらいたい。
・・・あー、脱線しまくったw
で、今回の催しでは、クフ王の名前の記されたスフィンクス像とか、
ツタンカーメンとアンケセナーメの名前の入った指輪とか、
とてもキレイに残っているアクセサリーとか、ステラもいろいろあったし、
ヒトの顔の下書き?とも思える絵や土器等もあった。
そしてやっぱりメインは青いマスク
この中のヒトは、3800年ほど前に活躍していたセヌウという司令官だそうです。
未盗掘の完全な形で発掘されたモノとしては最古級とのことで、
そーゆーものを日本人が発見したってすごいなぁ~と
マスクの青い色は見事なものでした。
目の充血してるところも描かれていたりして、とても細かい。
今回、ちょいと謎なものがあって、ミイラの入っていた彩色箱型木棺。
この側面には「ウジャドの眼」というものが描かれているの。
棺の中にいても外を見渡せるように。と。
通常「ウジャドの眼」はミイラのアタマの方に描かれているんだけど、
なぜかこのミイラのバアイ、足元に「ウジャドの眼」が描かれていたんだって~。
そして、それなりに位のあるヒトの棺の中に入っているべき宝飾品もひとつも入っていなかったようで。
お墓が荒らされた形跡ももちろん全くなく。。。
今のところ、何らかの理由があって親族が慌ててミイラを隠す必要があったから?
という推測があるみたい。
そんなわけで、展示されてる250点あまりのものを時間を気にしつつ、じっくり堪能してきました。
いくつかのモノを観ては、その場を離れられないものもあったりしてさ(青いマスクもそのひとつ)、
なかなか感動しました。
でも、もっとゆっくり観たかったなぁ~。
今後は「第2の太陽の船」の引き揚げ、復元プロジェクトがどうなっていくのか楽しみです。
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そして観終わった後は、足早に。。。
雨降る前に駅まで行けてよかった~