あれからしばらくして、TVは見なくなった。
特別、春馬くんのファンだった訳ではない。
だけど、あの日から春馬くんを知っていったら、彼はただのイケメン俳優ではなかった。
容姿、演技、歌、ダンス…全てが完璧な上に、優しくてストイックで…。
もちろんそれは、持って生まれたものもあるだろうけど、本当に努力家だったんだ。
休みなく働いて働いて、それでも、いつも周りには感謝の気持ちを持っていて。
そんなん知ってしまったら、ファンにならない訳ないでしょ。
ファンになったら彼がいない喪失感を感じない訳ないでしょ。
彼のいなくなったエンタメが楽しい訳がない。
春馬くんは『いること』が当たり前だったのだ。
いろんな春馬関連ニュースや、その他のSNSのコメントを読むと、私のような『あの日』以降からファンになった人たちの多いことに驚く。
そして、知れば知るほど、未来の夢や希望をずっと語っていた春馬くんに何があったのか。
何が起きたのか。
他○に自○…私の中ではどちらの可能性もあって。
だけど、確かなことは、もう三浦春馬はいないってこと。
事務所やメディアの扱いが酷いということ。
一生懸命小役時代から仕事に生きて、なのに、芸能界にいながらあんなに綺麗な心を持った大人になって。
毎日毎日、春馬くんの動画を観て、本当に綺麗な顔と、品のある佇まいと、優しさ溢れる言葉を目にすると、いい歳したおばさんの私が、もう一度恋したいなぁ〜…なんて気持ちになってしまう。
なんで、もっと早く春馬くんを見つけられなかっんだろう。
もっともっと応援したかった。
毎日毎日春馬くんみて、笑顔になって、寂しくなって、涙流して。
泣かない日がないんだよ。
なんでいなくなった?
なんで春馬くんがいなくならなきゃならなかった?
まだまだ歳を重ねた春馬くんが見たかったよ。
キレッキレのダンスも見たかったよ。
イバライガーのダンスも見たかったよ。
おばさんは笑ってなきゃ、どんどん老け込んじゃうのにさ。
春馬くんのカッコいい笑顔、子どもみたいに笑う笑顔、三日月みたいな目で笑う顔を見ると寂しくて悲しくて。
誰がキミの未来を奪ったの?