皆さんは、浪江の山火事をどう見ていますか?

 

僕は結論から言って「危険」だと思っています。
こんなことを書くと、山火事以上にネット上が
炎上するのですが、誰も指摘する人がいないので、
僕が書いておかなければならないと思っています。

 

火事になった直後から、ネット上はもちろん、
新聞のコラムなどで「再拡散が心配だ」という
意見が出るようになり、空間線量やダストには
大きな変動が見られなかったことから「心配は
必要ない!不安を煽るな!」
と言われるように
なってしまいました。

 

確かに、数値に表れず、危険だと証明できる
エビデンスがなければ、それでも「危険」だと
主張するのには無理があります。山火事の煙には
それほど大きな危険がないことはわかりましたが、
それですべてが安全になったかと言えば、むしろ
危険が高まったと言えるかもしれません。

 

山火事が危険であれば、むしろ山火事の時だけ
気をつければいいのですが、山火事の煙ではなく、
その後の状態の方がよっぽど深刻だった場合には、
とてつもなく面倒臭いことになり、周辺の住民の
皆様にとっては、とても残酷な話になってしまう
恐れがあります。これは聞きたくない話でしょう。

 

もっとも、僕はメルトダウンを指摘した時も、
小児甲状腺がんが多発する可能性を指摘した時も、
市販の食品が放射性物質に汚染されていることを
指摘した時にも「デマ野郎」と扱われてきました。

 

少しでも不安になる話は「デマ」として扱う。
これが声の大きい無能ニートのバカにネット上の
言論を支配している世界の末路だと思っているので、
社会の底辺で生きているクズみたいな人間たちに
何を言われようが知ったこっちゃないってことで、
屈することなく、自分の意見を述べてまいります。

 

僕は食べる?という食品の中に含まれている
セシウムのデータをまとめ、本を出しております。
一時期は、食品を片っ端から検査しておりました。

 

東京大学で研究しているような専門家の先生には
及びませんが、ほんの少し知識がある人間として、
今回の山火事は、山火事そのものが危険というより
山火事になった後の山の方が危険だと言いたいです。

 

山火事が収束し、「煙で再拡散されることが
なかったので、これでもう大丈夫だ!」
という
論調が一般的ですが、山火事が起こった時には、
その後の風が強い日を警戒する必要があります。

 

べぐれでねが」さんの精度の高い放射能検査を
見てもらっても分かるように、放射能を濃縮する
一番の工程は「焼く(炭化させる)」です。

 

水分を飛ばし、密度を高くすることで
放射性物質を濃縮させることができるのです。
山火事で起こったことは、まさに「焼く」です。


放射性物質を含んだ木々や草が焼けることにより、
水分が飛び、密度が高くなって、そこに濃縮する。

一時期、「放射能のホットスポット」と呼ばれた
千葉県柏市などのゴミの焼却灰が高濃度になって
問題になったように、焼けた山の灰は高濃度です。


そして、この濃度の高い灰が保管されるでもなく、
山に放置されているのが、山火事の後の山です。

つまり、台風のように強い風が吹いた時には、
山火事によって濃縮された灰が舞うことになり、
しかもその灰は、放射性物質と化学的な消火剤の
ダブルパンチということになってしまうのです。

 

本当に危険なのは、
これからの風が強い日。

 

僕が提案するのは、山火事が起こった後ならば、
風の強い日はマスクをした方が良いということ。
しかも、今だけではなく、数年にわたってです。

 

不当に脅かしていると思うなら、それで結構。
僕は若くてカワイイ女のコがマスクをするなら、
頭の悪いジジィがノーマスクなのは大歓迎です。
バカは早く死んだ方がこの世のためです。

 

どこぞのバカが新聞社にクレームの電話をかけ、
謎の謝罪に追い込まれたりしているようですが、
危険を指摘するのは、風評被害でも脅しでもない。
言論を封じる迂闊な行動は「情弱」を作るだけで
何一つメリットがありません。

 

結局、「福島差別をするな!」と正義ヅラで
ドヤっているバカが、最終的に最も福島県民を
苦しめることになる。バカは自覚のない悪魔です。
風の強い日に肺の奥まで深呼吸したらよろしい。
ただちに健康に害はありません。

 

僕の書くことがすべて正しいとは言いません。
ぜひ皆さんもいろいろな情報に触れてください。
そうすれば、きっと自分なりの答えが見えるはず。