先日、うちの両親の夢だった「家族旅行」を
実現するため、軽井沢に行ってきた僕ですが、
軽井沢に行ったら、ぜひ訪れたいと思っていた
場所がありました。それは・・・!
「堀辰雄文学記念館」。
ほとんどの人は、「堀辰雄って誰?」という
感じだと思うのですが、この人だと言ったら、
皆さんも興味を持つのではないでしょうか。
「風立ちぬ」の原作者。
まさに今、大ヒット公開中の、あの映画!
実は、「風立ちぬ」は、宮崎駿監督が作った
オリジナルのストーリーではなく、原作となる
小説が存在します。
それが1938年、第二次世界大戦が始まる
1年前に書かれた堀辰雄の小説「風立ちぬ」。
原作は、航空設計技師の話ではないのですが、
ヒロインとの恋の描写は、原作と同じです。
しかも、この「風立ちぬ」は、モデルとなった
女性が実在し、ほとんどノンフィクション作品。
映画では、ヒロインの「菜穂子」という女性を
瀧本美織ちゃんが演じているんですけれども、
最大の見どころは、菜穂子ちゃんが、主人公の
丸メガネ野郎を、布団に誘うシーンがあること!
その瞬間に目を閉じれば、童貞パワー全開の
脳内変換で、「瀧本美織ちゃんに誘われると、
こんな感じ!」という疑似体験ができるのです。
風は立たぬが、チンコが立った!
これだけで1800円払う価値はあるのですが、
映画の世界をより楽しむには、映画を観た後、
ここに来ると、「へぇ!」という面白さがあります。
軽井沢にある、「堀辰雄文学記念館」。
映画を観なければ、まず堀辰雄の記念館に
行こうという気にならなかったかもしれませんが、
こうして昔の文豪と触れ合うのも、なかなかです。
「これは、あの文豪にもらったヤツです!」
「これも、あの文豪にもらったヤツです!」
展示品を見ていると、堀辰雄さんは、いろんな
有名小説家の友達から「もらい物」をしており、
いろんな有名人と友達なのが、ちょっと羨ましく
感じてしまうのですが・・・。
この映画の主人公は、「堀越二郎」という
伝説の航空技師がモデルになっていますが、
若干、堀辰雄のテイストも加わっているため、
コイツを実写版にすると、こんな感じです。
めっちゃくちゃ地味!
メガネを変えたら、ちょっと僕に似ているので、
間違いなく、モテるタイプではないと思うんです。
が、「風立ちぬ」は、堀辰雄の実体験に基づく
小説なので、堀辰雄が実際に恋をした女性が
いるんです。それが、コチラの女性!
けっこう美人だ!
映画のヒロイン同様、結核を患っていたため、
サナトリウムで保養していた女性なんですが、
彼女は、本当に油絵を書いていました。
外に出て、油絵を描くのが趣味みたいな
女のコに萌え萌えする気持ちは、ものすごく
よく分かるので、堀辰雄がヒロインの女のコに
恋をした気持ちも、僕には分かります。
美女と恋に落ち、自然豊かな軽井沢で、
たくさんの本に囲まれ、小説を書いて暮らす。
僕が憧れているライフスタイルをやっていた人。
とっても刺激を受けました!
さて、今日はいつになく知的な前フリになって
しまいましたが、今日も、全国の美人奥様から
送っていただいた洗濯クズから、空気の汚染を
調べてみる「けだまプロジェクト」でございます。
一部の外野が、「意味がない、意味がない」と
アホみたいに、いや、アホだから騒いでいますが、
今日もしっかり空気の汚染を数値化します。
今回、検査をしてみた地域は、コチラです。
(※クリックすると、拡大できます。)
埼玉県寄居町寄居周辺。
「周辺」と書いたのは、同じ寄居町内で
複数の毛玉を集めているからなんですけど、
偶然にも、放射能に対する意識の高い方々が
たくさん住んでいた寄居町。
検査の基準を満たすほど「洗濯クズ」が
集まりましたので、秩父に近く、放射能汚染が
気になるこの町の空気を検査してみました。
そして、結果はご覧の通りです。
(※クリックすると、拡大できます。)
セシウム134、セシウム137ともに検出され、
このあたりが、福島第一原発由来のセシウムの
再浮遊があることを示す結果になりました。
これを具体的な数値に直すと・・・!
1.9Bq/250ml
東京23区内の検出されている場所よりも、
ちょっと高い数値になってしまいました。
よって、このあたりでも注意が必要!
スペクトルは、ご覧の通りになっています。
やはり埼玉県と言えど、寄居町周辺では、
風の強い日にマスクをするなどの対策を
した方が、リスクは軽減できると思われます。
寄居町は、「ハーブの町」として、町おこしを
しているのですが、個人的には、そのハーブを
しっかりと検査していただきたいと思っています。
もしかすると、危険なハーブもあるかもしれない。
念には念が必要です。