先日、東京タワーの麓あたりを歩いていた時のこと。
公衆便所の前で、こんな状態の自転車を見つけました。
どんだけウ●コしたかったんだよ!
きっと、この自転車の持ち主は、限界点をとっくに越え、
やっとの思いで公衆便所を見つけたんでしょうね。
最悪の事態に至っていないことを祈るばかりです。
さて、今日の『チダイズム』は、秋葉原の萌えな
お店を片っ端から巡っていく「秋葉原萌えMAP」。
今日紹介するのは、メイドさんがカワイイことで知られ、
「@ほぉ~むカフェ」や「ぴなふぉあ」に続く人気店として
注目を集めている、「めいどりーみん」の2号店、
「めいどりーみん2(せかんど)」でございます。
テレビで何度も「ツンデレカフェ」として紹介されている
妹系カフェ「NAGOMI」(2階)の上(3階)にオープンした
「めいどりーみん2(せかんど)」。
実はこのビル、地下1階から6階まで、すべてのフロアが
萌えなお店で埋め尽くされており、しかも、どれも普通の
メイドカフェではないので、観光で来る人は、このビルを
制覇するだけでも、めちゃめちゃ面白いかもしれません。
地下1階は、身長150cm台のミニマムな女のコばかりが
働いており、さまざまなコスチュームを着せて写真を撮れる
スタジオ的なメイドカフェ。しかも、店内に学校や病院など、
さまざまな設定のセットが組まれていることもポイント。
2階は前述の妹カフェ。お客さんは「ご主人様」ではなく、
「お兄ちゃん」として扱われ、ややタメ語で接客される店。
4階と5階はモビルスーツバー(ガンダムがコンセプト)。
「連邦軍」というお店と、「ジオン」というお店が並んでいて、
シャア専用のメニューなんかも存在するガンダムファンが
やたら集まるようなバー。
そして、6階はメイドさんによるリフレクソロジーのお店。
メイドさんにマッサージなんかをされながら、癒しの時間。
スキンシップを図りたいメイドマニアにウケてます。
というわけで、どれもこれも一度でいいから経営者の
顔が見てみたいお店ばかりが揃う、このビルなんですが、
3階にオープンしたばっかりの「めいどりーみん2」へ
いざ出撃と行きましょう!!
この扉の向こうが、「Dreamin'」ってことで、夢の国。
入国料(要するにチャージ料)が500円かかるんですが、
カワイイ女のコで溢れているようなメイドカフェだったら、
500円ぐらい軽々と払ってしまうのがアキバ系の男たち。
だって、日ごろの疲れを癒すには、カワイイ女のコを
眺めながらジュースを飲むのが一番なんですもん。
早くカワイイ女のコに萌え萌えして癒さ・・・・・・、
なんじゃごりゃ~!!
ドアをオープンし、さっそく入国した瞬間、夢の国が
一瞬にして崩壊してしまうぐらいの衝撃を受けました。
「誰だ、このブサイクは!」。
この発言が、メイドさんに対して失礼なのはわかってます。
アブラハムみたいな顔してるオマエに言われたくないって
おっしゃる女子の皆さんの気持ちも、よくわかります。
だけど、撤回するつもりは、一切ございません!
何を基準に採用したんでしょうか?
言っておきますけど、これでも僕、ストライクゾーンは
けっこう広い方だと思うんです。多少のブサイクだったら
「ブスカワイイ」のカテゴリーに入れられる自信があります。
しかし、このレベルは「中の下」とか「下の上」とかっていう
レベルをさらに超え、純粋に「ブス」と呼べてしまう勢いです。
しかも、「おい、ブス!」と言って、「なんでやね~ん!」と
返せるような明るいブスなら、僕は大好きなんですけれども、
接客業なのに笑顔も見せられないようなネガティブスです。
お客さんも、彼女には露骨に話しかけない始末ですからね。
逆に、見てて可哀想なんですけど!
本店からヘルプに来ている女のコは、抜群にカワイイです。
このコが接客してくれるんなら、500円だって払いましょう。
しかし、チャージ料を取っておきながら、接客してくれるのは
カワイイ女のコではありません。ネガティブスな女のコです。
チェンジ!チェンジ!チェ~~~ンジ!!
心の中で、こんなに「チェンジ」を連呼しちゃうのは、
僕か、オバマ次期大統領ぐらいなものだと思います。
さらに、どこに芳香剤を置いてあるのか知らないんですが、
お店に入った瞬間に、エロビデオ屋みたいなニオイがして、
なんだかエロ店にでも来ちゃったような気分にさせられたり、
お店の構造自体にも、重大な欠陥がありまして・・・。
キッチンから、パリコレのファッションショーのように
メイドさんが歩く通路があるんですが、その通路の両側に
カウンターテーブルが設置されているという構図なんです。
通常、通路をカウンターテーブルで挟むなんていうことは
どこのお店もしないと思うんですが、狭い店舗スペースを
いかに有効活用するかっていうことで、サービスよりも
利益を重視した設計にしちゃったんでしょうね。
僕の目の前に広がる光景が、通路をはさんですぐ
目の前のカウンターテーブルに座るキモヲタたちが
パフェやスパゲティーをすすっている様子です。
メシがマズくなるわ、ボケ!
いや、向こうから見た光景も、僕が眉間にシワを寄せながら
パイナップルジュースを飲んでる光景だったりするんで、
同じようにメシがマズくなる光景だと思うんですけどね。
近年まれに見る酷い店。
どんだけマッチポンプでオープンさせたのか知りませんが、
メイドさんのビジュアル抜きで、お店の居心地の悪さなどを
総合的に判断しましても、秋葉原の中で一番ダメなお店に
認定できそうな気がします。
アキバ系の方なら、もう気づいていると思いますが、
「めいどりーみん」に行くなら、ぜひ本店に行った方が
楽しめるでしょう。あと、メイドさんのタペストリーが
1万円もするなんていうのも、超ボッタクリプライス。
だんだん露骨にビジネスをするようになってきましたね。
「めいどりーみん」には、初心に戻っていただきたいです。
かわいこちゃんがいなくなったら、何のトリエもないような
ちょっと高めの、普通のメイドカフェなんですから!