バイトが終わってから、

東京国立博物館に行こうか?でも雨降り出して寒いから辞めようか?

迷っていたら・・・

「行ってみたいです。」
えっΣ(・□・;)

10歳下の筋金入りの元ヤンの同僚が突然。

偏見じゃないけど、私の知り合いの元ヤンで博物館やら美術館に行きたいと思う人は1人もいなかったから・・・

行くのやめる方へ気持ちが傾いていたけど、
元ヤンのその好奇心を消してはいけないと、何故か使命感?の様な衝動にかられ行く事に。

でも価値観が違ってガッカリさせたくないから、入館料1600円することを伝えても「大丈夫です」と行く気満々。

第1章
初めに”玉虫厨子”を見た元ヤンは興奮。

私は漢字ばかりの巻物は早々に見て次に進むのに、
元ヤンはその文字の美しさに感激して、正に食い入る様に見惚れてる。

第1章を見終わると、
「今見てきた人物は実在?」と質問されΣ(・□・;)

地獄や極楽の世界、神様仏様など存在しないと思っているけど、釈迦は存在していたかも?と思っている私は・・・

返答に困る。

第2章の日本書紀を見た元ヤンは、MAX。

私が一番見たかった、
第5章のほとけのすがた

ここでも元ヤンは目を輝かせて食い入る様に。

夜元ヤンからメールが。
「いい経験ができました」と。

私こそ、頭で感じるのではなく、
心で純粋に見たままを感じる人の美しさを観る事ができて、

幸せでした。