ジャンクで購入した酷い状態のプレべ。株式会社インターエッヂ
↓購入時の状態
蒲哲也
Dのペグ破損、ストラップピン移設、やたら太いビスが各所に..
マッチングヘッドにしたかったのは分かるけど、何故ヘッドの裏まで塗ってしまったんだろ?
全てのパーツを外しレストア開始。
金属パーツは全てバラし、ミニルーター、コンパウンドを使い可能な限り磨き倒す。
問題のヘッドは塗装を剥がし、表のみ再塗装。
身近で似た色の塗料無いか探してみた所、
プラモデル用グリーンメタリックスプレーがほぼ同じ色でした。
ピックアップなど電装系は総取り替え。
折角なので、シールディングを行いました。
ピックアップの保護テープを剥がし、銅箔テープを巻き直しアース用プレートへ半田。
ピックアップアースも追加し一緒にプレートに半田。
これで入口からのノイズを遮断。
キャビティには導電塗料を塗布し、銅箔テープを追加し、
同じくピックガード 裏面に貼り付けた銅箔と接触するように工夫。
面倒ではあるが、、都度導通を測りつつ確実にシールディングが行えるよう作業。
ピックアップはあまりプレべらしさを損なわないよう、
duncan SPB-2(SPB-3では別物になりそうだったから)
コンデンサー OrangeDrop 0.047μF
スムーステーパー 220kΩ 0.0025μF
ポット CTS250kΩ Bカーブ
ジャック SwitchCraft mono
ケーブル Cloth Wire
半田 Kester44
↓完成写真
よくシールディングを行うとハイ落ちすると言われてますが、
あれはノイズの成分がハイ寄りの為、シールディングによって遮断する事でそう感じるのではないかと思います。
今回の作業では比べる対象が無いので何とも言えないが、特にハイ落ちは感じない。
それよりもシールディングによる効果が絶大で、ほぼノイズは無音です。
手間を掛けただけの効果有り。
蒲哲也