いい人間になるということだ


って、どこかで目にしたんだけども、


本当にそうだなあと今日強く思いました。



うちの劇団は公演が終わるごとに、一人ひとり反省点を出して会議するんだけど、


それを全部とってあったので読んだのです。


あー、前回公演の私はほんとにダメだったなあと今更ながら・・。



怒りやイライラというものはね、何もプラスなものを産んでくれない。


人はいろいろな人がいる。個性を消しあうことが成長ではない。


自分がよければいいのではない。本当は周りが見えてるくせに、見ないふりをしない。


これだけやってればいいやって自分に限界を持たない。


自分に厳しくなるのはいいけど、他人に厳しくならない。なぜなら他人には他人の考えと生き方があるから。


自分はちゃんとやってるなんてのは、ただの思い込み。だって後から見たら、ぜんぜんダメなんだもん。


どんなときでも他人を責めない。せめていいのは自分の至らなさだけ、というか責める行為なんて無駄。責めるくらいなら反省して向上へつなげる。

他人を責めるぐらいがんばってる人間なんて、ほとんどいないし、人は人、自分は自分。


自分に精神的につらいときがあるように、誰にだってそれはある。意志の強さなんてものは他人には簡単にわからない。


人を疑わない。人を疑えっていう人もいるけど、あたしは信じないことも疑わないってことも、どっちも同じことだと思う。つまり、他人主体じゃなくて、自分が責任もつことは自分主体でいればいいということ。


思いやりの大切さ。人の心は、見せ掛けじゃない。上っ面の言葉は分かるし、つらい。本当のやさしさをもてるということは、自分に強さと余裕があるから。そして、弱いときの気持ちを知っているから。




これが、最近そして今日私が思う反省。

前回公演を終えた直後の反省を読んだら、自分が恥ずかしくなるぐらい

自分本位だった。


確かに前回公演は、今までにないぐらい考えさせられ、傷ついたり傷つけたり、それから初めて

迷った公演でした。

だからって、毎日あんな気持ちでいたらいけなかった。もっと立ち向かっていかなきゃいけなかったし、

楽しまなきゃ。

いつも他人のせいにしていた気がするし、自分の出来ないことに苛立つばかりだった。

自分は努力してると思い込んで、なんで?なんでできないんだろうって思うばかりで。

あー、、言葉にするだけでいやなもんですね・・あせる



あれから2ヶ月ちょい。

人生でこんなに悩んだのは、たぶん初めてじゃないかな?

就活したり、色んな人に話をしたり、聞いたり。

しばらく舞台のことを考えたくないと思ったときも。

舞台を始めて、精神的に初めて舞台のことから遠ざかった。



やりたいことは他のことでもできるんじゃないか?とか

あたしはほんとに舞台が好きなのか?とか自問して、YES!って思う気持ちは絶対あったけど、

それをひっぱる「でも・・」って気持ちがあった。

だけど、色々考えるほどに舞台に心が向いてましたねえ・・面白いくらいに!


前回公演からずっと、自分の何もかもに、まったく自信がもてなかったのです。

それってとてもつらいことですよね。

技術の面でもそうだし、性格的なこととか、色んなことを「あーダメだー」としか思えなかった。


そういう悪い考えを変えてくれたのは、親友と劇団員かなあと思います。

親友は就活中で、私が「今から就活しなきゃかなあと思って」って言ったら、私にあう企業を教えてくれたりとか、

私の分析を送ってきてくれたりして。

その分析のなかにあった一言

「Caoriはいつも他人のことをすごいって言って、それは素直でいいと思うけれど、

私から見たらCaoriも十分すごい人なんだよ。だから自分に自信を持ってください」

というのに、もーすっごく救われたのですひらめき電球


ずっとなんだかモヤモヤした嫌な気持ちで、理由は分からなくて、

それが「あ、あたし自分のこと嫌いだったのかも、自信なかったんだ、だから人や自分を責めることしかできなかったんだ」って気づいたし、

親友の言葉で「私も捨てたもんじゃない!?」って自信を取り戻すきっかけになりました。


だからってすぐパーフェクトな状態になったわけではなく笑、

歌とかダンスの技術的なところでものすごく落ち込んだときもあって。

「こんなに練習してるのになんでダメなのー?もういやー出来る気がしないー他の人はあんなにできるのに。。」って。


でもねー、本当に、自分に出来ないってことはないんじゃないか?って思ったんですよ。

出来ないことはないっていったら語弊があるんですが、

自分が出来ないことに関して、どんだけ自分が努力してんのか?ってことなんですよね。


人には能力とか経験とか、そういう積み上げてきたものがあって。

それプラス、今の努力があるわけで。

その努力のぶんを表面的にみたって、そんなものはちょっとしたものにしか過ぎなくて。


物事をひとつの方向からじゃなく、色んな方向からみたら、

例えば歌には音程、リズム、感じ方、表現力などがあって、さらにそのなかでも

リズムには楽典的な勉強や、自分で楽譜を読める力や、そのリズムを自分で生み出す力なんかが

必要なわけですよね。

そうやって細分化したら、自分がやってないことはたくさんあるし、

ひとつに対しての練習方法なんて、山ほどある!


それを全部死ぬほどやってから「できない」って思わなきゃ、損だし、自分にたいして失礼だっ!て思って。


もう絶対、何か出来ないことに対してネガティブな感情を持ったり、諦めに近い気持ちで甘んじるなんてことは

しないぞと思いました。


そこに気づけたのは、自分に対して諦めないでいてくれる劇団員の存在が大きいのかな?と思います。



あ、最初はこんな文章を書くつもりじゃなかったんですが

なんかどんどんと心の叫び?!みたいのが出てきちゃいました汗

まあ!語るよりも、行動です。


とにかく、今回は大きな公演ではない小さな身内向け発表会だけれども、

前回よりも自分が成長したい。

それは技術的なところももちろん、人間的に。

精神力ってやっぱり大きいんだ!


あと、自分に自信がないと他人と比べちゃったりして、へこんだりネガティブになることもあるけど、

そういう気持ちは今はまったくないし、

ひとつの集団として考えてうまくいかないことがおきても、

なんというか、人を責めるような気持ちにはならないんだと思う。


価値観は、人は人、って割り切るのが大事かな?と思ったこともあるけど、

やっぱりそれも大事だけど、なんでその人がそういうふうになるのかという

背景みたいなものを共有することが、すごく大事かなと思います。



やや分かりにくい内容になってしまいましたが・・すみません、こんなかんじです!

ので残り3日、とりあえずライブに向けて楽しくやっていきます★