ドキドキ生後54日目




 今日は主人と転勤前に住んでいた家に帰ってきているので、PCから更新できるので、

 出産の時の様子を記録しておこうと思いますニコニコ


 予定日までの経緯を簡単に・・・


 『6月8日の早朝に出血して転勤先の病院に受診。

 出血は切れ痔と判明汗でも子宮頚管が短くなっていることも判明叫び

 自宅安静を言い渡される。


 6月20日に自宅安静のまま里帰り


 7月14日に正期産に入るまで、ひたすら、実家で安静に


 子宮口も2cm開いていたはずなのに、予定日が近づいても何の兆候もなし


 予定日を明後日に控えた8月2日、39週の定期健診へ。


 子宮口をグリグリと刺激され、「今晩陣痛が来るように赤ちゃんに合図しておいたから」

 と言われて主人と帰りにパスタやピザを食べに行き、少しデパートをウロウロ走る人

 病院にいる間、携帯をマナーモードにしていて義母からのストーカーのような電話に気づかず、

 帰りに携帯をみると、1分で6回もの着信がガーン「ウザイ!!」電話してみると、

 「今日検診に行くといっていたのに、電話に出ないから、うまれたのかと思った」と

 またもや非常識な発言あせる心の中で、「お前も3人うんでるんだから、そんなに検診でうまれるほど、

 出産は簡単じゃないって、知ってんだろ」と思いながら、適当にかわして、実家に到着車


 到着すると、実家の前を義両親がウロウロしているではないですか?

 何の連絡もなしにまた・・・と思いながら、近寄ると、「何度もピンポンしているんだけど」

 「はぁ?」と思いながら、あがってもらいました。


 病院で散々待たされ、子宮口を刺激され、とても疲れているのに、なかなか帰らず、

 義母は非常識な発言を連発!!

 「今なら、お父さんが帰国しているから、(海外赴任中)、お父さんがいる間にうみなさい。」

 「あなたたちが考えている名前を言いなさい。いま決めてあげるから」

 義母はいつもこんな風に命令口調ですショック!(本当にうっとうしいです)

 などと、うちの両親の前で非常識なことを・・・これで私がいつも両親に義両親の悪口を言っていたわけ

 が分かったといわれましたが汗

 疲れているし、おチビな私を心配して、先生から「早く産んであげないと」と言われていたので、

 プレッシャーで、余計にイライラ!!


 夜になって、主人に八つ当たりしたのは言うまでもありません。


 母が、月曜日もう一度病院に行って、「お腹下がってないし、月曜日までなんの兆候もなかったら、

 自然分娩できるのか聞いてきたら?」

 と言うので、月曜日に再度病院へ行くことにしました。

 と言うのも月曜日は予定日だったので。


 結局何の兆候もなく、予定日の朝。


 病院に行きました。』


 8/4   先生「心配性だね。赤ちゃんは自分のペースで出てくるよ。赤ちゃんが大きくなりすぎたことで、

         心配になるなら、しっかり体重管理をすればよかった。(先生も少し怒り気味)

         薬は使いたくないから、明日入院して、バルーンを入れてみよう。

         明日朝一で入院しなさい」

      私は泣いてしまいました。

      そしてまた子宮口刺激・・・もう痛く感じませんでした。


 8/5  主人に有休をとってもらって、入院しました病院

     病院に着くと、まず外来診察を・・・また子宮口刺激あせる

     そしていきなり分娩室へ叫び


    9:00     分娩着に着替えて、浣腸

    10:00    バルーン装着

            すぐに7分間隔くらいの陣痛がつく

    12:00    昼食がでるが、陣痛の痛みで吐いてはいけないと思い、何も口にせず、

            主人に食べさせる。

            陣痛 5分間隔

    12:20    助産師さん23人のうち、人が昼食をとりに行く。

    12:30頃   回診 

            内診するので、主人は更衣室の中へ。

            子宮口の開き具合を診られる。

            先生「7cmくらいだね」

            そのとき破水、3回ほど、バシャバシャバシャと

            私もいよいよかとドキドキしていました。


           すると先生が顔つきが変わって、助産師さんに「院長呼んで。」

           助産師さんも顔色が変わって、何件も内線で電話し始めました。

           専門用語が飛び交い、あっという間に、看護婦さんや先生など、

           集まってきました。

           私は何があったのか分からず、その状況にただ唖然として、

           何があったのか聞きたくても、恐怖で、声が出ませんでした。

           内診をしていた先生が、

           「イス、イス」と言って、私の子宮に手をつっこんだまま座りました。

           やっと、先生が「帝王切開します」と言って、「ご主人は?」と叫びました。

           15・6人の 看護士さんたちが、私の内診台とコロついたイスに座ったままの

           先生を手術室に運びました。

           そして、分娩着を脱がされ、(はさみで切っていたような気がします)

           手術室には、20~30人の先生や看護士さんたちが慌しく、走ったり、叫んだりしていました。

           院長先生が走りながら、手術着を着ながら、私に食事を最後にしたのはいつかたずねました。

      

           朝8時ごろおにぎりを食べていたのを、助産師さんが伝え、

           麻酔が入れられました。

           一人の看護師さんが、中腰で、手術の間ずっと私の手を握っていてくれました。 


           色んなところをつねられ、感覚の有無を尋ねられました。


           「痛いです」と言っているのに、手術が始まったような気がします。

           切っている感覚などはなく、ずっと引っ張られているような感覚でした。

           途中で、麻酔を足されてからは、意識が朦朧としていました。


           「赤ちゃんでましたからね」と言われたけど、すぐに泣いてくれなくて、

           朦朧としながらも、「なんで泣いてくれないの」と思っていると、

           「ふんぎゃぁ~」と聞こえてきて、看護士さんたちが少ししてから、

           私のところに赤ちゃんを連れてきてくれました。

           でも、朦朧としていて、さわることが出来ず、看護士さんが、手を触らせてくれました。


           8月5日 13時03分  愛娘誕生ドキドキ

 

           そして、新生児室に連れて行かれたのです。


           私は、赤ちゃんが無事だと分かると、もう大丈夫!と思う反面、意識を失うまいと、

           手術が終わるまで、中腰の看護士さんの手を握ったり離したりしていました。


           そして、手術は無事終わりました。


           帝王切開になった原因は、赤ちゃんよりも、へその緒が先に出てしまったことでした。

           このようなケースが年間2件ほどあるそうです。


           私の病院では、予定帝王切開の人は前日から、絶食したり、赤ちゃんとの対面が

           終わると、全身麻酔に切り替えるそうですが、私は最後まで部分麻酔でした。

          

           途中で麻酔を足したので、足の感覚が戻ったのは、真夜中になってからでした。 


           痛かったけど、一晩中、娘が無事誕生してくれたことに涙が止まらず、

           ずっと泣いていました。


           こうして思いがけず2週間の入院生活が始まったのです。


          歩けるようになってから、すぐ非常識義母が、「次は男の子を産みなさい」とぬかした爆弾

          私は定期健診で、お腹にいるのが、女の子だと分かって、涙が出るくらい嬉しかったので、

          とにかく嬉しさに浸っていたのに・・・


          顔をしっかり見てから、名前を決めたかったので、

          最初の数日はまだ、名前がついていませんでした。


          義母は、お見舞いに来ては、「さて今日も名無しちゃんを見て帰ろう」とこれまた非常識発言を。


          母子同室ではないので、歩行許可が出るまでの数日間は、

          部屋に看護婦さんが、一目見せに連れてきてくれるだけでした。


          初乳を飲ませたのもも誕生してから、数日後でした。


          2週間とても長かったのですが、偶然にも、同じ時期に、高校の同級生が二人出産していて、

          楽しい入院生活になりました。

   

          今でも、8/5のことを思い返すと、泣きそうになります。


          なぜなら、先生は主人には、

           「赤ちゃんが危ない!まだ間に合うかもしれない」といっていたそうです。

          そんな娘が無事に生まれてきてくれたことは本当に嬉しいことです。

          何人もの看護師さんたちが、娘の無事を喜んで泣いてくれました。

          私はなんで、ないているのか分からなかったのですが、

          後で主人から聞いて、涙が止まりませんでした。


       

          そんな思いがけな出産になりましたが、無事誕生してくれたことに感謝です。