【メンテナンス】ロードスター 水回り修理 NCEC×NB サーモスタット不良 | C&E AUTOのブログ

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さて今回の作業はサーモスタット不良が2台入庫作業となりましたのでご紹介です




そろそろ25℃越える夏日もちらほら出てきた岐阜県関市ですが、気温とともに厳しくなるのが冷却水温度



冷却水の温度調整している機構がサーモスタット



この機構に不具合があると、水温が異常に高くなったり、低くなったりして、

水温によって燃料、点火時期など調整しておりますので、燃費が悪くなったり、加速が悪くなったりします




今回入庫の2台は1台がサーモスタットが早く開いてしまいオーバークール状態、
もう1台がサーモスタットが開かずにオーバーヒート状態でした







まずオーバークール状態だったNCロードスター











サーモスタット不良が厄介なのはチェックランプなどが点かないため、オーナーさんが不具合に気づかないことが多いことです

こちらの車両も他の症状で点検していましたら、水温が違和感があったので点検したらサーモスタット不良でした










NCのサーモスタットはちょっと見えにくい、スロットル下のエンジンブロックについています

作業しにくいのでスロットルを外すして、ついでにカーボンが溜まったスロットルも掃除してあげると、アイドリングもバッチリ安定します







取り外した部品と取り付ける部品はちょっと仕様変更してますね









エア抜き作業をして、アイドリング再学習をさせれば完成です








オーバークールになるサーモスタット不良は初期のNC1型の車両で多く見受けられますね~






続いてはオーバーヒート状態のNBロードスターの作業です











オーバーヒート状態といっても、オーバーヒートしているわけではなくギリギリオーバーヒートしてないと言った感じです




こちらの車両のサーモスタット不良は開かない状態で、ラジエーターに水が流れてない状態で、エンジンが温まって電動ファンがまわったもサーモスタット以降のラジエーターなどが冷たい状態でした


このまま状態で夏まで乗っていたらオーバーヒートで冷却水を吹き出してたと思います




ラジエーター、ホース類も劣化が見受けられたので合わせて交換いたしました~









ラジエーターは今後スポーツ走行をしてみたいということで、コア増しのマルハモータースさんの強化ラジエーターに交換








純正ノーマルと比べるとコアの厚みが一回り厚くなってますね













冷却水のエア抜き、漏れ点検をしたら完成~






これからさらに暑くなりますのでオーバーヒートする前に冷却系メンテナンスをお忘れなく















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