スポニチよりクローバー

 嵐の松本潤、女優の長澤まさみ、俳優の永山瑛太が共演する舞台「正三角関係」が11日、東京都豊島区の東京芸術劇場で初日を迎えた。13年ぶりの舞台出演となる松本は「野田さんが書いた素晴らしい作品を、どこまで表現できるのか。あと79回しか演じられないので、とにかく1回1回を大事に、心を込めてやっていきたいと思います」と意気込んだ。

 野田秀樹氏が作・演出で、ロシアの文豪、ドストエフスキーが父と息子たちの愛憎を描いた小説「カラマーゾフの兄弟」をモチーフに、野田氏が新たに作り上げたオリジナル作品。東京公演後、福岡と大阪公演を行い、千秋楽としてロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場で10月31日~11月2日に上演する。

 【コメント全文】

 松本潤「念願のNODA・MAP作品、しかも13年ぶりの舞台の初日でしたが、今日は不思議なくらい全く緊張しませんでした。もともと本番はとても緊張するタイプではあるのですが、野田さんが一緒にいるからなんとかなるだろうという安心感がありましたし、今さら焦ったところでどうにもならない。ここまでみんなで積み重ねてきたことを精一杯出すしかない、という気持ちでした。野田さんが書いた素晴らしい作品を、どこまで表現できるのか。あと79回しか演じられないので、とにかく1回1回を大事に、心を込めてやっていきたいと思います」