元日本マイクロソフト社長、現在は投資コンサルティング会社インスパイアの代表である成毛さんの著書。
日本の大人はアウトプット不足であり、アウトプット不足は損をする。わかっていても苦手意識を持つ人が多いのには、アウトプットに慣れていないからというシンプルな理由がある。
偏差値偏重の詰め込み教育、インプット重視の教育を受けてきた今の30代後半より上の世代は、インプットにだけは長けた人が多い。ゆとり教育も同じだ。その後の世代はアクティブラーニングを授業に取り入れた世代、自分の意見を発表する機会を与えられた世代なので、ゆとり教育以降はアウトプットに慣れつつある。
アウトプットも練習なのである。スキーや車の運転とと同じで上達する。
アウトプットしないとアウトプットは上達しないのである。
インプットしすぎはよくない。知識の消化不良、無駄な情報による皮下脂肪の厚みアップ、中性脂肪と悪玉コレステロール増加、ストレス蓄積が起きて当然。
人に話すのでも、ノートに書くのでも、SNSに投稿するのでもいい。とにかく得た情報をアウトプットする習慣をつける。
その際の書き方。
「簡単に書く」を意識していく。長い文章はつかみどころのない話に似ている。800字以内で書評を書くとして、その際の書き方は100文字×8という構成で考える。
①本の印象の紹介。読み手にどう感じてもらいたいか。面白いと思ってもらいたいなら面白い本であることを伝える。
②どんな人にオススメか、読者について言及する。
③その本の中身の紹介。面白さはどこにあるのか、その全体感を伝える。
④中身の紹介2。100字では足りないから。
⑤その本の具体的な中身の紹介。つまりは引用。
⑥引用2。
⑦その本の著者の具体的な紹介。②で一度紹介済みだが、著者への関心度が高くなった状態の読者へのサービス精神。
⑧なぜその本を取り上げたのかだめ押しをする。読んでもいいかな、と思っている読者に読むと決断させるためのブロック。
●まとめ
・日本人の一部の層はインプットしすぎで、アウトプットが少ない
・アウトプットしてこそ知識の定着が見込める
・やり方は何でもいい
・アウトプットは練習すれば上達する、アウトプットしよう
●その他要所で気になった点
・ビジネスプレゼンは準備が9割、ビル・ゲイツでさえリハーサルはしっかりやっている
・多数に向けて話すときは、早い段階で熱心に聞いてくれる人を見つける。その人にひたすら話すようにプレゼンすれば、気分が乗る。結果、そこそこいいプレゼンができる。