文部科学省のポスドク(博士号取得後に任期付きの不安定な立場で研究を続ける研究者)

の雇用促進をしようとしている事業が企業に1人当たり480万円の資金を提供するにも

拘らず目標の採用数に届かず苦戦しているそうです。

しかし、実際に採用する企業側としては(来週は私も面接官をしなければなりません)、
ドクター(博士号取得者)が欲しいのでしょうか?私の個人的意見としては、
欲しくありません。なぜなら、企業で求められるのは高度な専門知識ではなく広範な知識と
それを組み合わせて新たな会を作成していく実行力だからです。もちろん、
非常に高度な専門性が要求される職種、あるいはそういう企業もあるのかもしれませんが、
全体としてはそんなに多くは無いのではないでしょうか?私の会社では、たまにドクター入社
の人がいますが、配属先を決める際に結構揉めます。何故かというと、配属先の長が皆敬遠
したがるからです。企業において、その高度な専門性にその高度な仕事に合わせた仕事ばか
りで無いことや年が他の新入社員よりも高くなってしまうことが理由です。もう少し大学側
と企業側のマッチングが合うようになれば良いのかもしれませんが・・・。
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1人当たり480万円の資金を提供する文部科学省の事業が、目標の採用数に届かず苦戦している。

伸び悩むポスドク雇用を、「持参金」付きで後押しする狙いだったが、ポスドクの就職が難しい

現実を改めて浮き彫りにした。

博士号取得後に任期付きの不安定な立場で研究を続ける研究者(ポスドク)を雇用する企業に、

*参考URL
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100329-00000649-yom-soci