大阪市水道局が市ホームページ(HP)で「水道メーター取替票」の見本を公開したところ、隠したはずの世帯主の男性の住所や氏名、電話番号などの個人情報が一時閲覧できる状態になったことが24日、分かった。見本は別の個人情報を含む取替票の紛失事案の発表に伴ってHPに掲載したもので、情報漏洩(ろうえい)を繰り返す“二重の失態”となった。

 問題があったのはPDFと呼ばれる電子文書形式で公開された取替票の画像。担当者は個人情報を隠す処理を行い、PDF画像では氏名などの部分は白塗りになった。しかし閲覧者が画像を別形式のファイルなどにコピーすると、白塗りが消え、元データの個人情報を閲覧できたという。

 水道局は24日午後2時、住宅などの水道メーター交換時に使用する取替票を、盗難などで計27件紛失したとして市HPで発表。市民から指摘があった午後6時まで、見本として掲載した取替票の個人情報が閲覧できる状態だった。

【関連記事】
カード番号売買「裏サイト」暗躍 モンベル顧客情報流出
MS 顧客企業の個人情報保護強化 「クラウド」管理へ説明を充実
金融庁 情報漏洩問題でアリコジャパンに業務改善命令
「報道統制」の声 民主「検察リーク好ましくない」
「情報漏洩に対応優先」 企業で意識高まる 危機管理調査
あれから、15年 地下鉄サリン事件

道仁会側が住民らを提訴=本部使用禁止めぐり賠償請求-福岡地裁(時事通信)
承認内容の見直しなど要求―薬害イレッサ原告・弁護団(医療介護CBニュース)
「鈴木」姓 全国一多い浜松市に「楽会」(毎日新聞)
「施設の拡充よりも、住まいの充実を」―高専協・橋本会長(医療介護CBニュース)
窃盗 国重文の仏像、大阪の寺から盗まれる(毎日新聞)
 生殖補助医療をめぐり、第三者の精子提供により生まれた当事者が20日、有識者らと「考える会」を立ち上げ、都内で集会を開いた。非配偶者間人工授精(AID)と呼ばれ、60年以上前から行われてきたが、参加者らは「一度振り返って問題を明らかにしなければ」「このまま続けられることに反対」と口々に訴えた。
 23歳の時、父親の病気をきっかけにAIDの事実を知ったという30代女性は「血がつながっていないことより、隠されていたのがショックだった」と話した。
 事実が分かった後も親は話を避けた。積み重ねた人生がうそになってしまったかのような自己喪失感を覚え、親に正面から向き合ってもらえないと感じた。自分は後ろめたい技術で生まれたと苦しんだという。
 女性は「自分の存在を否定するのではないが、AIDには反対。生殖技術がどんどん広がるのは疑問」と話した。
 別の女性は32歳で告知を受け、「ああ、なるほど」と合点がいったという。小さいころから感じた違和感や居心地の悪さは、秘密があったためと分かったからだ。
 すぐにショックは受けなかったが、母の死後に「自分は誰なのか」と悩むようになった。心療内科にかかっても医師がAIDを知らず、周りにも理解してもらえないといい、「社会が受け入れていない技術で生まれ、社会から孤立している」と話した。 

小林千代美議員の会見要旨(読売新聞)
<岡田外相>「時の政権が判断」 米国の核艦船立ち寄り要求(毎日新聞)
<農地法違反問題>輿石氏宅を自民議員ら調査 (毎日新聞)
三浦りさ子さん追突事故=タクシーに、けが人なし-東京(時事通信)
妻の「帰宅不満」爆発 「電話の1本くらい入れてよ」(J-CASTニュース)
 「JICA(国際協力機構)地球の広場」(東京都渋谷区)で、大地震などの被災地で生きる子どもたちの笑顔を集めた写真展「MERRY GO ROUND-世界に笑顔を、災害を乗り越えて」が開かれている。

 撮影したのはアートディレクターの水谷孝次さん(59)。中国・四川大地震やインドネシア・スマトラ沖大地震の被災地、阪神大震災後の神戸などで撮影した子どもたちの写真が傘や壁一面に展示されている。

 99年から世界の子どもたちの笑顔を撮影し続けている水谷さんは「現実を乗り越えて生きる子どもたちの笑顔には何事にも打ち勝つ強さがある」と話している。入場無料、21日まで。問い合わせは水谷さんの事務所(03・3478・1931)。【小林努】

【関連ニュース】
新潟市美術館:市長が文化庁訪問 国宝展示に理解求める
新潟市美術館:文化庁方針に市長不満 仏像展示問題
掘り出しニュース:ヴェネチア仮面祭 箱根の美術館で31日まで
黒川文雄のサブカル黙示録:独玩具展示会で感じた中国パワーの台頭
新潟市美術館:カビ・クモ発生問題 国宝展示、断念へ

「大大阪」に「鉄道模型」 橋下改革でやり玉の2考古博物館、生き残りを模索(産経新聞)
<殺人未遂>容疑の39歳母を逮捕 11歳長男重体 盛岡(毎日新聞)
公務員の幹部人事凍結=新制度前の駆け込み防止-仙谷担当相(時事通信)
同意なく研究段階の手術=生体肝移植、倫理委も未報告-東京医大(時事通信)
タクシー乗務距離制限、取り消し求めMK提訴(読売新聞)