https://readinghigh.com/roadtoavalon/

続きです。

ネタバレしてます。












ランスロット…

今回、中村さんだし、彼が良いところ全部持っていくのでは?!と思ってたけど、彼はストーリーテラーという立ち位置でしたね。湖の乙女を見れるのに、エクスカリバーには拒絶される…。あのシーンって、ランスロット、自分はイケると思ってたと思うのよねw 最高の騎士が鼻っ柱折られた感じw ま、これでエクスカリバーまで持てたら、モルドレッドの立つ瀬なくなるしね。

杉田さんとの対決シーンのやり取りは胸熱。


ガウェイン…

太陽の騎士という割には…太陽に照らされないw 否、アーサー王にだって、言いたいことは言いきる彼の真っ直ぐさ、彼自身が太陽なんだな。そして、そんなガウェインだから、彼の一発でモルドレットは大事なことに気づいた気がする。あれは、ランスロットやアーサー王じゃダメだと思う。

お前はすぐに独りになりたがるっ!

この台詞、私にもめっちゃ刺さった。

立っているだけでカッコよ。。。〉個人の感想ですwww

安元さんのアーサー王にクレーム申し立てた後の座り方が足を大きく鳴らして、不満です!を全身に表す演技が彼らしくてステキでした。


ガレス…今回の和ませ担当w

梅原さんがこういう役するの珍しい気がする。

間が悪いネタを最初から最後まで引っ張るとはw

上手にシリアスシーンの後に笑いをもってってくれました。

何故、彼がエクスカリバーに選ばれたのか?!

そして、わざわざこのシーンを入れたのか?

敵を倒す為には絶対必要なんだけど…

一番若い彼が、新しいケルトの希望となったことに意味があるの?

ん?そういうこと?考えすぎ???


湖の乙女

なんでこの役が必要だったのか?

結構不思議だな…と最初は思ってました。

生も死もただ流していくそんな彼女。

マーリンと同じぐらい孤独の中に生きる存在。

私は私を見てくれる人を大事にする

なのに、お前たちはお互いに見えているのに、

何故争う!

こういうセリフが藤沢さん、上手い。

一度見えなくなったアーサーが戻ってきた時のあの表情とセリフが沢城さんの真骨頂。

心がギュッとなったさ。

無垢で純真な少年から人の心の解らぬ人外のモノまで、演じられる振り幅の大きさに感服。


嗚呼、約3時間があっという間の舞台。

役者さんだけじゃなく、音楽も超一流。

ストーリーを紡いでいく音楽…

これが無かったら魅力半減になるね。

声って楽器だと改めて実感。

照明や特効もすごい。

華麗に世界観を描いていく。。。

ただ、火花に炎に、LIVE-GYM並みだわww


観終わった後の感情が揺さぶられまくった抜け殻感と、その中に残った幸福感…希望を感じられるところが文翁さんの一番すごいところだと思う。


誰しも生まれ落ちてから、アヴァロンへの道進んでいる。そんなことは誰もが分かってる運命。だから、運命なんてクソ食らえ!と抗うことが大事なのね、

いつか来るその日まで、どう生きるか、どう向かうか、まだまだ頑張れる気がします。


世界最高の大魔導師は

藤沢文翁さん、貴方です。