続きです。
ネタバレしてます。
ランスロット…
今回、中村さんだし、彼が良いところ全部持っていくのでは?!と思ってたけど、彼はストーリーテラーという立ち位置でしたね。湖の乙女を見れるのに、エクスカリバーには拒絶される…。あのシーンって、ランスロット、自分はイケると思ってたと思うのよねw 最高の騎士が鼻っ柱折られた感じw ま、これでエクスカリバーまで持てたら、モルドレッドの立つ瀬なくなるしね。
杉田さんとの対決シーンのやり取りは胸熱。
ガウェイン…
太陽の騎士という割には…太陽に照らされないw 否、アーサー王にだって、言いたいことは言いきる彼の真っ直ぐさ、彼自身が太陽なんだな。そして、そんなガウェインだから、彼の一発でモルドレットは大事なことに気づいた気がする。あれは、ランスロットやアーサー王じゃダメだと思う。
お前はすぐに独りになりたがるっ!
この台詞、私にもめっちゃ刺さった。
立っているだけでカッコよ。。。〉個人の感想ですwww
安元さんのアーサー王にクレーム申し立てた後の座り方が足を大きく鳴らして、不満です!を全身に表す演技が彼らしくてステキでした。
ガレス…今回の和ませ担当w
梅原さんがこういう役するの珍しい気がする。
間が悪いネタを最初から最後まで引っ張るとはw
上手にシリアスシーンの後に笑いをもってってくれました。
何故、彼がエクスカリバーに選ばれたのか?!
そして、わざわざこのシーンを入れたのか?
敵を倒す為には絶対必要なんだけど…
一番若い彼が、新しいケルトの希望となったことに意味があるの?
ん?そういうこと?考えすぎ???
湖の乙女
なんでこの役が必要だったのか?
結構不思議だな…と最初は思ってました。
生も死もただ流していくそんな彼女。
マーリンと同じぐらい孤独の中に生きる存在。
私は私を見てくれる人を大事にする
なのに、お前たちはお互いに見えているのに、
何故争う!
こういうセリフが藤沢さん、上手い。
一度見えなくなったアーサーが戻ってきた時のあの表情とセリフが沢城さんの真骨頂。
心がギュッとなったさ。
無垢で純真な少年から人の心の解らぬ人外のモノまで、演じられる振り幅の大きさに感服。
嗚呼、約3時間があっという間の舞台。
役者さんだけじゃなく、音楽も超一流。
ストーリーを紡いでいく音楽…
これが無かったら魅力半減になるね。
声って楽器だと改めて実感。
照明や特効もすごい。
華麗に世界観を描いていく。。。
ただ、火花に炎に、LIVE-GYM並みだわww
観終わった後の感情が揺さぶられまくった抜け殻感と、その中に残った幸福感…希望を感じられるところが文翁さんの一番すごいところだと思う。
誰しも生まれ落ちてから、アヴァロンへの道進んでいる。そんなことは誰もが分かってる運命。だから、運命なんてクソ食らえ!と抗うことが大事なのね、
いつか来るその日まで、どう生きるか、どう向かうか、まだまだ頑張れる気がします。
世界最高の大魔導師は
藤沢文翁さん、貴方です。