また後に B'z 19thアルバム EPIC DAY に収録されます。
本作品をメンバーは「自信と不安。喜びと切なさ。その相反する両方の心境を抱えながら、自分を奮い立たせ、前へ進もうとする様を描いた歌です。」と表現したそうです。
そもそもタイトルの有頂天とは天上界における最上の天という意味の仏教用語が語源になっています。
仏教の世界観には欲界・色界・無色界の三つで成り立つ三界があり、そのうちの最上に位置する無色界の中の最高位が有頂天だそうです。
ただし有頂天という言葉にはもうひとつの意味があります。
それは一般的に広く使われる【有頂天:喜びで気分が舞い上がっていること。あることに熱中し他を顧みないこと。】という意味。
やたら小難しいことを書きましたが要するにサイコーにハッピーな世界ってことで良いと思いますww
しかし本詞の主人公は有頂天とはほど遠い場所にいるようです。
本詞で主人公は今現在有頂天なのではなく、君といる時くらいはせめて有頂天になりたいと願っています。
主人公の願望が有頂天なんですね。
タイトルから推察すると勘違いしがちですがあくまでも願望を描いています。
本詞にも特に難しい表現はありません。
ですが個人的にぶっちぎりで好きなフレーズがあります。
『生きてくる方向を間違えたと そんなことは思わない だってI got you Yeah』
まるで自らの人生をも否定しかけるような言葉を逆転されるのが「I got you」ですよ⁉︎
「I got you」とは「(君を)見つけた」という意味です。
すなわち少し大袈裟に言うと人生の成功=君といることということになります。
ここまで言ってのけるのはなかなか難しいことだと思いますが、ここまで言ってのけられる人を私は格好いいと思ってしまうんですね♬
作者のフェミニズムが全開の大好きなフレーズですww
…これまた余談なんですが、前稿の Endless Summer で変な邪推をしたせいか下記のフレーズがどうしても作者と重なってしまいます。
『「充実した日々を過ごしています」 そんなふうな人を見て いいねって Yeah でも最後の最後 報われるのは 自分だと信じている 半分以上無理矢理に』
まぁこちらのフレーズは今どきのSNS事情を反映していると考えて良いでしょう。
ただ「最後の最後 報われるのは 自分だと信じている 半分以上無理矢理に」のワンフレーズがやたら気になるんですよね…
『自分でダメ出しばっかり続けるのも 正直なところは I'm so tired Yeah ご存知のとおり 余裕のない 僕をまた励まして 君のその冗談で』
こちらのフレーズはそのままズバリです。
稲葉クンって普段から「自分にダメ出しばっかり」していそうだし、「 I'm so tired(疲れた)」はわからなくもないし、「余裕のない 僕をまた励まして」って本当は思っているんじゃないか?…なんて変に考えてしまったんですね(汗)
こんな風に感じてしまうのにも理由を作ろうと思えば一応作れるんですが…
いずれまたの機会ということで(苦笑)…