バイプレイヤーズ!

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映画や舞台の感想をベースに、「脇役」さんにスポットを当てて紹介していきます。

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「ドラえもん」のエピソードの中でも、大人も子供も
大好きなエピソードをぎゅっと集約。
オリジナルにいくつかのアレンジを加えて、
「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズや
「永遠の0」の山崎貴が監督・脚本を担当し
CG化。


原作の様々なエピソードをつなぎ合わせるため、
原作に多少のアレンジを加えてるものの、例えば
しずかちゃんのパパがしずかちゃんに送る言葉
だったり、原作で押さえるべき点はきっちり
押さえてるのが嬉しい。

国民的アニメの「CG化」への違和感は、事前に
メディアや企業とのタイアップでかなり映像が
流れていた分、実際に映画を観る時点では
かなり払拭されていたかもしれないです。

映画の中に「TOYOTA」や「PANASONIC」の
看板が多用されているシーンだけ、
ちょっと大人の事情が垣間見えて現実に
引き戻されてしまいました(笑)
でも概ねこのCG化は成功だったんじゃないかと
感じます。
興行収入的にも、夏の大作の中で上位に
食い込んでることがその裏づけでしょう。


山崎貴監督は、元々クリエイターなので
CGの表現力はもちろんのこと、ヤマト、
三丁目の夕日など自身の思い入れのある
アニメを実写やCGにしっかりと書き起こせる
「脚本力」も備わってる人。
次の新作は再びマンガの映像化「寄生獣」。
次回もしっかり作りこんでくることは間違いない。