11/5 心と身体に優しい薬膳ランチ&大学の日本学科の授業にゲスト出演 | 全州にひとめぼれ!~全羅北道・全州市応援ブログ

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韓国は全羅北道(チョルラプクト)にある全州(チョンジュ)。
2009年4月に初めて訪れた瞬間にその街の魅力にハマってしまい、
以降足繁く通っています。
そんな全州のホットな話題を、自称「全州観光親善大使」のビョンが
提供させていただくブログです。
전주에 첫눈에 반하다!

韓屋村からバスに乗り、某大学方面へ移動。

タイミングを逃し朝抜きだったので、超腹ペコの状態で日友と向かったのは、右矢印甘露軒(감로헌)
へ。
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医食同源をコンセプトに、心と身体に優しい薬膳料理を出してくれるお店です。

わ~い、嬉しいなぁ。

深酒続きの身体にピッタリ(笑)。


予約なしにいただけるのが、店の近くの畑で自家栽培した季節の野菜料理がたっぷりの薬膳御膳(약선밥산。12,000ウォン)。
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クチナシで色づけしてあるご飯、きのこいっぱいのテンジャンチゲ、肉に見立てたシイタケの酢豚などなど。

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お名前を伺うのを忘れてしまったんですが、こちらの女性が料理長のようで、テーブルにご挨拶に来てくださいました。

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背景の写真に写っている、お店の近くにある畑で自家栽培した野菜を使っているそうです。
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柿の甘みがアクセントになる箸休め的なお皿(右奥)やら、サツマイモを生のまま細長くカットして、特製のヤンニョムで和えたお皿(左中央)やら、優しいお味のペッキムチ(白キムチ)。
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一番奥は、感じでは五加木とかくウコギ(오가피)。

その手前がナズナ。
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どれをいただいても身体の中が浄化されるような、薄味だけど記憶に残る、そんなお料理の数々。
定期的に伺いたいお店です。


合格甘露軒(カムロホン=감로헌)
住所 全州市徳津区金岩洞728-215(전북 전주시 덕진구 금암동728-215)
電話番号 063-275-8811
ホームページ 
http://www.감로헌.kr/main.asp

殿洞聖堂からタクシーで約15分。約4,,500ウォン

詳しくは右矢印過去記事 で。



さて、食後は日友が務める大学へ。
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教授である日友の授業の一環として、予め私のブログに目を通した日本語を勉強中の学生たちから、全州についての質問を受けるという、楽しみな企画が待っていました。


全州韓屋村にある聖心女子中の教壇に立って以来、2度目の体験。

長音記号2関連記事

右矢印3/15 全州韓屋村にある伝統的中学校の教壇に立つ~聖心女子中学校(성심여자중학교)



キャンパス内の木々も、すっかり秋色になっていました。

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まさか、この年になって大学に来ることになろうとは(笑)
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互いの表情がよく見えるように、車座に座りました。

授業の初めに出欠を確認している時は、まだみんなの表情は硬く、どうしたもんかと思いました。
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まずは、私が韓国に興味を持ったきっかけとなった「冬ソナ」を見た日の事や、初めて韓国を訪ねたのは、山ほど見た韓ドラのロケ地巡りをしたかったから・・・という話をしたところ、笑いも出て、少しずつ和んできたようでした。


全州市内に住んでいる学生もいれば、全羅北道の他市郡から通っている子たちもいるようですが、私が初めて全州を訪れた日に、ソウルからの日帰りにも拘わらず、1人でマッコリタウンへ行き、やかんマッコリを飲んだ話には、大ウケしてくれました。


学生たちの中には、「たくさんツマミが食べたい時にはマッコリ屋へ行く」という男子もいれば、「一度もマッコリ屋へ行ったことがない」という女子もいました。

そこで、日友と私が「えっ、一度もやかんマッコリを飲んだことないの?」と驚きの声をあげたりして(笑)


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「全州の食事の中で、一番好きなものは?」の質問に対し、私が「一般的には全州に来たら、ビビンバを食べて帰らなきゃ!という日本人観光客が多いけれど、個人的には、店ごと、そして季節ごとに違うおかずがたくさん出て、一番全州らしい味を楽しむことができるペッパン(白飯)が大好き」という話をしたところ、一同「ほぉ~」という反応。

因みに全州ビビンバに関しては、学生たちも「高すぎる」と言っていました。



話は全州韓屋村に移りました。

「年に10回くらい行く」「自転車で行って、ブラブラする」「友達と行く」と、個人的に訪ねることが多い学生もいれば、「市外から訪ねてきた親戚や友達が来た時、案内するくらい」と、自ら進んでは出掛けないという子たちもいました。

そして、「韓屋村はデートスポットである」「地元の友達と行く。全州以外に住んでいる学生にとっては、バス路線が複雑で、友達も来たがらない」という話も出ました。


「全州の中で、一番美しいと思う場所は?」と日友が質問をしたところ、「大学」って答えが出た時には、爆笑してしまったわ。

そんな答えが出てしまうほど、全州の魅力に気づいていないのは、本当にもったいないこと!


日本への留学経験や旅行の経験がある子もいれば、一度も日本に来たことがない子もいましたが、自分の意見を一生懸命伝えようとする姿に感動しました。



1時間の授業は、あっという間に終わりの時間を迎えました。

学生たちから顔出しのOKを貰い、写真撮影。

最後にはこんなにリラックスした笑顔を見せてくれましたよ。
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外部の人間である私が、全州の魅力について彼らより熱く語るのを見て、自分たちが住んだり、自分たちの大学がある全州という街に、もっと興味を持ってくれるきっかけとなってくれたら嬉しいです。


とても有意義な時間を与えてくれた日友に、感謝感謝です。


この後は、慌ただしく大学を離れ、リムジンで空港へ向かったのでした。

以上で、10/30~11/5の旅のレポを終わります。



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