10時頃漸く
芸茶院（イェダウォン）
に到着し、いよいよキムジャンを開始しました。
材料となる野菜たち。
家庭ごとに、材料や漬け込み方が違うと思いますが、芸茶院風白菜キムチの材料は、以下のとおり。
白菜キムチ（배추김치)材料
白菜 3株
粗塩
ヤンニョムの材料
米粉
イワシの魚醤
オキアミ（小海老）の塩辛
しょうがペースト
ニンニクペースト
唐辛子粉
玉ねぎペースト
大根（千切り）
人参（千切り）
セリ（千切り）
からし菜（千切り）
梨（くし切り）
りんご（くし切り）
白ゴマ
まずは、白菜の下漬けから。
芯の部分に包丁を入れたら、あとは手で割くんだそうです。
Yuckyさん、うまいね。
ブキな私は、包丁の入れ方が浅すぎて、手で割けんかったのよ（苦笑）
大きな白菜は、芯を切るのも一苦労。
私の手元を心配そうに見つめるオンニ（笑）
縦に4等分にした白菜の葉っぱ一枚一枚に、たっぷりと丁寧に粗塩を降ります。
本来は塩を振って8時間以上下漬けるところ、今回は夕方までに仕上げる短縮バージョンなので、通常より塩はたっぷり目。
根元までキチッと振ることが大切だそうです。
塩を振った白菜は、これまたたっぷりの粗塩が入った水の中にドンドン並べていきます。
はい、下浸けは完成。
途中で何回も上下を入れ替えて、浸かりを均等にします。
って、全部オンニがひっくり返してくれました。
さて、次は白菜に塗るヤンニョム作り。
白菜もそうなんですが、ここで大切なことは傷んだものはすべて取り除くこと。
この作業、結構時間が掛かりました。
その間に、オンニがなんか白いものを鍋にかけていました。
「な～に？」って聞いたら、「죽（チュッ）」だと。
へ？お粥？
これを入れるから発酵するんですって。
そういえば、最近ハマって見ていたドラマ「発酵家族」でも、いつもヤンニョムに白色のドロ～っとしたものを入れていたわ。
これだったのね。
米粉にたっぷりの水を入れ火にかけて、とろみが出るまでひたすらかき混ぜます。
「제가 할게요（私がやるから）」と言ったものの、結構力が必要だったので、ちょっとお手伝いしただけなのに、腕が筋肉痛になりそうでしたわ。
出来上がったお粥に、イワシの魚醤を投入。
続けてオキアミ（小海老）の塩辛を投入。
辺り一体すごい臭いが漂いましたわ。クサーっ
ここでオンニが味見。
冷凍してあったペースト状のニンニクを投入。
オンニと同い年のご主人も、オンニに「あれやれ、これやれ」と指示されながら（笑）いろいろ手伝ってくださいました。
こちらは、ショウガをすり潰して下さっている姿。
そして、唐辛子の粉（コチュカル）をドバーッと投入。
最後にフードミキサーにかけた玉ねぎペーストを投入して、良く混ぜ合わせたらヤンニョム完成。
一方、Yuckyさんと私は、ヤンニョムに混ぜる野菜や果物を切り刻む作業を。
ひとんちの包丁って、慣れていないので使い勝手が悪く、長時間前傾姿勢していたら、腰に響く！
1時間半後、こうして無事にヤンニョムとカット野菜が出来上がりました。
そろそろお腹も空いてきたな。
実は、キムチの漬け方を教えてくれる傍ら、オンニがお昼の仕込みをしてくれていました。
あ～、楽しみ！
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