予告を見た時、
どうにも観たくなり
観て来ました、、、
とにかく、
難しい。
アウシュビッツ収容所の真横に
副所長一家が暮らす日常で
漏れ聞こえる
阿鼻叫喚や銃声
しかし
一家は麻痺してそんな恐ろしい声など
鳥のさえずり以下でしかない。
この映画のそらおそろしさは
異常が日常で
何の罪悪感も異常性も感じてはいない
でも
ほんの少しの会話や動作の中に
本当の安寧の下に暮らしているわけではない
異常を正常だと
自分自身たちを騙しながら生きている
そんな事をちらつかせながら
淡々と過ぎていく。
そして、、
淡々と
エンドロール。
ん?
え?
もし
まだ観ていなくて
これから
観てみようと思う人がいるなら
この映画の楽しみ方として
いつかくるクライマックスを
期待した見方は
ありません、と言いたいです。
この作品は
音
そして
何が異常なのか、
何が異常である事を物語っているのか
そこに焦点をあてながら
観てみると
かなりずっしりと
心にくさびを打ち込まれると
思います。
他にも
かなりオープニングでも
度肝を抜かれました。
映画を観ていて初めての経験でした。
ん?故障?ぐらいな感じでした。
かなり難解で、
帰宅してから
色々考えてしまいました。