今回もThe Weekndの楽曲をピックアップします。全くロマンチックでは無いのでブログの主旨に反していますが…
プロモーションビデオ後半でOh my god!となりましたのでご紹介したいと思います。是非ご覧下さい。
The Weeknd – Can’t Feel My Face
(ザ・ウィークエンド – キャント・フィール・マイ・フェイス)
本楽曲は2015年8月23日現在、Billboard Hot 100で2位にランクインしています。
まさにバカ売れ状態です。
ちなみに↑のプロモ公開前も本楽曲のYouTubeページがあったのですが、そちらは現時点で6000万回以上再生されています。
音楽自体はシンプルな構成で繰り返しばかりな印象ですが、弾力のあるベースとビートがリスナーを完全に虜にしている気がします。Bメロ部分では、とても美しいコーラスが聞けます。
専門家は彼の楽曲はマイケルジャクソンのそれに比類するとも言っているようです。
実際のところはわかりませんが、おかしなパイナップルヘアといい、外見にミスマッチな歌の上手さといい、不思議なカリスマ性を感じますね。
ちなみにライブも本当に上手です。動画を貼りますので是非ともご覧ください。(Apple Musicが発表された今年のApple WWDC 2015にて行われた初ライブの動画です)
それでは和訳します。
(是非聴きながら読んでみてください)
The Weeknd – Can't Feel My Face
And I know she'll be the death of me, at least we'll both be numb
(彼女に殺されるのは知ってる 少なくとも僕らは感覚を失くす)
And she'll always get the best of me, the worst is yet to come
(彼女は僕を最高な状態にしてくれる 最悪な場面はまだまだ)
But at least we'll both be beautiful and stay forever young
(それでも 僕らは美しく永遠に不老だから 少なくとも)
This I know, (yeah) this I know
(それは知ってる 解ってる)
She told me, "Don't worry about it."
(彼女が言った 「心配いらないよ」)
She told me, "Don't worry no more."
(彼女が言った 「もう心配いらないよ」)
We both knew we can't go without it
(僕も彼女も知ってる それ無しじゃ無理だって)
She told me you'll never be alone-oh-oh, whoa
(彼女が言った 「一生ひとりにならないから」)
I can't feel my face when I'm with you
(君といると顔の感覚が失くなる)
But I love it, but I love it, oh
(けど気分がいい 気分がいい ああ)
I can't feel my face when I'm with you
(君といると顔の感覚が失くなる)
But I love it, but I love it, oh
(けど気分がいい 気分がいい ああ)
And I know she'll be the death of me, at least we'll both be numb
(彼女に殺されるのは知ってる 少なくとも僕らは感覚を失くす)
And she'll always get the best of me, the worst is yet to come
(彼女は僕を最高な状態にしてくれる 最悪な場面はまだまだ)
All the misery was necessary when we're deep in love
(僕らが深く恋に落ちるため 全ての悲劇は不可欠だった)
Yes I know (yes I know), yeah, I know
(そう 知ってる そう 解ってる)
She told me, "Don't worry about it."
(彼女が言った 「心配いらないよ」)
She told me, "Don't worry no more."
(彼女が言った 「もう心配いらないよ」)
We both knew we can't go without it
(僕も彼女も知ってる それ無しじゃ無理だって)
She told me you'll never be alone-oh-oh, whoa
(彼女が言った 「一生ひとりにならないから」)
I can't feel my face when I'm with you
(君といると顔の感覚が失くなる)
But I love it, but I love it, oh
(けど気分がいい 気分がいい ああ)
I can't feel my face when I'm with you
(君といると顔の感覚が失くなる)
But I love it, but I love it, oh
(けど気分がいい 気分がいい ああ)
I can't feel my face when I'm with you
(君といると顔の感覚が失くなる)
But I love it, but I love it, oh
(けど気分がいい 気分がいい ああ)
I can't feel my face when I'm with you
(君といると顔の感覚が失くなる)
But I love it, but I love it, oh
(けど気分がいい 気分がいい ああ)
She told me, "Don't worry about it."
(彼女が言った 「心配いらないよ」)
She told me, "Don't worry no more."
(彼女が言った 「もう心配いらないよ」)
We both knew we can't go without it
(僕も彼女も知ってる それ無しじゃ無理だって)
She told me you'll never be alone-oh-oh
(彼女が言った 「一生ひとりにならないから」)
Whoa!
(ヮ(゚д゚)ォ!)
I can't feel my face when I'm with you
(君といると顔の感覚が失くなる)
But I love it, but I love it, oh
(けど気分がいい 気分がいい ああ)
I can't feel my face when I'm with you
(君といると顔の感覚が失くなる)
But I love it, but I love it, oh
(けど気分がいい 気分がいい ああ)
I can't feel my face when I'm with you
(君といると顔の感覚が失くなる)
But I love it, but I love it, oh
(けど気分がいい 気分がいい ああ)
I can't feel my face when I'm with you
(君といると顔の感覚が失くなる)
But I love it, but I love it, oh
(けど気分がいい 気分がいい ああ)
繰り返しの多い歌詞ですが、サイドボーカルやコーラスを交えることで毎回違う表現力がありますね。素晴らしい楽曲だと思います。
今回のキーポイントはこの辺だと感じますが、いかがでしょうか?
All the misery was necessary when we're deep in love
(僕らが深く恋に落ちるため 全ての悲劇は不可欠だった)
Yes I know (yes I know), yeah, I know
(そう 知ってる そう 解ってる)
言うまでもなくドラッグ依存がテーマのこの曲、依存症の根本には苦悩だったり悲しみがあるということと、それを知りつつも薬物に手を伸ばしてしまうという状況がこの部分では感じ取れるのではないでしょうか。
ドラッグをSheと比喩してうまい具合に恋愛依存と重ねてるところにも、アーティストらしさがあります。
全体的な印象では、ドラッグを通じてもう一人のShe(女性)と繋がっているという読み方もできますね。
ドラッグであれ、女性であれ、とにかく彼は何かにハマっているのでしょう。
メッセージを以下にまとめると、
「感覚が麻痺するぐらいおかしくなるけど、それでもいい。君といたいから。死ぬかもしれないけど恐怖は感じない。一人にならないって言ったから」
となります。ハマりすぎて痛みも恐怖も感じなくなったスーパーマン状態とでもいったところでしょうか。
ドラッグは高揚感と引き換えに依存症・中毒症状・禁断症状など様々な異常を身体にきたしますが、何もこれはドラッグだけに限った話ではありません。
ゲーム中毒の母親が子供の育児放棄の末飢え死にさせて死体遺棄という有名な事件がありますが、何かにハマるということは凄まじいパワーと代償が伴います。
打ち込める何かがあるのは素晴らしいことかもしれませんが、没頭しすぎて自分を見失わないように、皆様もくれぐれもご注意ください。
それでは本日もご高覧いただきありがとうございました。
★和訳リクエストを承っております。お気軽にお問い合わせくださいませ。ご意見・ご感想なども受け付けております。
ではまた!
-LAPIS LAZULI-