『胃酸の量は加齢とともに自然に減少します。もし胸やけが単に胃酸過多によるものであれば、胸やけに悩む10代の若者が増え、高齢者の胸やけの症状が減少するはずです。しかし、データはその逆を示しています。胃酸の量が少ないほど、胃酸逆流と胸やけの頻度が高くなるのです。
この一見直感に反する相関関係は、強い胃酸が果たす重要な役割に関係しています。それは、下部食道括約筋を刺激して括約筋を硬くし、胃の内容物を適切な位置に留めることで、胸やけを防ぐことです。そして、これが高齢者の胸やけが増加傾向にある理由です。』
※『』内 by thera nordic
胃酸の酸度は高い(1〜2)です。反対に、高いから下部食道括約筋(LES)が「キュッ」と閉まり、胃酸の逆流を防ぐという説もあります。しかし、胃酸の逆流を抑える薬は、どれも、酸度を中和するものばかりです。
下部食道括約筋(LES)は不随意筋(ふずいいきん)という筋肉で、自分の意思で動かせない筋肉になります。では、何に反応しているのでしょうか。仮に、LESが胃の中の酸度に対して反応し、酸度が高いと閉める力が強まり、反対に、低いと緩むとしたらどうします。
胃から小腸へ酸度の高い消化物を送り込む際、酵素や胆汁が酸度を中和するのが、人類古来の流れです。小腸より川上の胃の中で消化物を中和したら、この自然の流れに影響はないのでしょうか。人類の進化過程をすっ飛ばして、酵素と胆汁はお役御免なのかな。
もしかして、胃の中で中和された消化物が、どっちの方向へ行っていいのか、わからないからないかもしれませんね。
消化物:「ん、待てよ。酸度が高い方が上のはずなんだが・・・まっ、いいや。こっちへ行ってみるか」
知らんけど。
貴方は、胃薬を常服し始めて、もう、どのくらい経ちます?胃酸を中和し続けて、逆流治りました?もしかして、逆流する胃酸でさえ、遺伝子のせいにしていませんか?
お手元の万年胃薬を水に溶かし、リトマス試験紙で酸度を測定してみてはいかがでしょうか。お医者様でなくても、本来、酸度が1〜2レベルでないといけない胃酸が、正確ではないとしても、どれだけ中和されているか想像できるはずです。
お大事に。