2023年3月に出版した本で、「コレステロールはお友達」っと、第11章で訴えました。

 

本より一節を抜粋します。

 

前の章で飽和脂肪酸に対しての冤罪を訴えた正義の味方として、続く章でコレステロールを悪者にするわけにはいきません。その時点で孤独なおやじの2型糖尿病に関するロジックは跡形もなく崩壊するからです。脂質過多の食事をすれば必然的に総コレステロールの値は上がります。

 

ちなみに、孤独なおやじの総コレステロール値は【263】です。

 

しかし、上がったとしても恐れる必要はありません。コレステロールはお友達だからです。

 

反対に、恐れなくていけないのはコレステロールを下げる薬です。何故なら、コレステロールは体内で重要な役割を果たすからです。その役割をリストアップします。

 

(1)ホルモンはからだのさまざまな動きを調整するために必要不可欠な化学物質です。その中で、コレステロールが原材料となるホルモンは主に下記の5種類になります。

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(2)すべての細胞膜はコレステロールでできています。コレステロールに伸縮性があるからこそ・・・

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(3)体内でコレステロールを一番多く含む臓器は、体重の割合では2%程度の脳になります。

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(4)コレステロールは、腸内の脂質を乳化するために必要不可欠な胆汁の原材料になります。

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(5)コレステロールは、紫外線に当たることにより、体内で作られるビタミンDの原材料になります。

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(6)コレステロールは1日約3,000mg必要とされています。そのうち、食べ物から得られる量はおおよそ25%です。

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(7)血管内の血流を細くすることで悪名高いコレステロールですが、血管にこびりつく大事な役割があることをご存知でしょうか。

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※ LDL(悪い)コレステロールとHDL(善い)コレステロールについて

(1)実は、コレステロールの検査結果は実測値ではありません。

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(2)そもそも、LDLとHDLはコレステロールではありません。

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第11章の締めくくり

 

この手の処方箋(コレステロールの値を下げる薬)ですが、スマート薬なので、血管内のコレステロールのみを下げるピンポイントの効果があり、ホルモン、胆汁、ビタミンDの合成に与える影響はないとの認識で間違いないでしょうか。孤独なおやじは、それが心配で、総コレステロールの値が基準値をオーバーしているのにも関わらず、この手の薬の服用を拒んでいます。

 

仮に、薬がスマートでピンポイントに効くどころか、かなりアバウトで、血管内のコレステロール値を下げると同時に、ホルモン、胆汁、ビタミンDの合成を妨げているとしたら、素人の考えですが、メリットよりデメリットの方がはるかに大きいと思います。当然、そのような悪影響は皆無に等しいとの製薬会社の保証の確認がとれ次第、コレステロール薬は一切拒否の考えを改めます。

 

このブログの締めくくり


第三者様が、私の命と利益を天秤にかけたら、何回やり直しても、利益を乗せた皿が、毎回必ず沈みます。それは、利益と比べて私の命ほうが軽いからです。恥ずかしながら認めます。これは、仕方がありません。しかし、確実に利益よりも重い貴方の命であれば、利益を乗せた皿が浮くと思いますか。