出産レポ① | ママソムリエールのバンコク滞在記

ママソムリエールのバンコク滞在記

天職のソムリエールとして長年勤務、途中育休&復職を経てキャリアアップに邁進。そこで夫のバンコク赴任により退職し駐妻へ。駐妻のキャリアの模索や、母としてソムリエールとしてバンコク生活を意味のあるものにしたいと奮闘する日々を綴ります。

こんにちは!

バンコク在住のママソムリエールですウインク


早速ですが、今日のテーマ、、、その日は急にやってきましたゲッソリ

※生々しい表現があるかもしれないので、苦手は方は読まないで下さいあせる

週末に妊婦検診があり、その日はNSTテストを受けてから担当医の検診の予定でした。

検診日の朝方(真夜中)1:00頃、おなかの痛みで目を覚ましました。切迫だったし子宮の張りはちょいちょいあるものの、いつものそれより時間が長くて重い痛みがおなかと腰にあり、恥骨周りも痛い。そして赤ちゃんの頭が骨盤へ降りつつあるような不思議な感覚。。。

「もしや陣痛?」と思って時間をはかると、きっちり30分おき。でも3:30頃には眠ってしまい、朝起きても変な痛みは感じなかったので、「前駆陣痛かな?」と思いつつ、念のため夫に「夜中にけっこう痛かったから数日以内に生まれるかもよ」と言うと「そっかぁ、、、でも次の週は仕事が立て込んでいるから、翌週だといいな」なんて言ってました。

そして午前中のNSTテスト、これはおなかの張りと赤ちゃんの心拍をみて、張りがあるか、赤ちゃんが出産に耐えられるかなどを確認するのですが、約40分間とくに問題なく終了、次の担当医の妊婦検診へ行きました。

Boonsri先生にいつも通り内診してもらうと「まだ前回の検診と同じ子宮口1センチの開きです」と言われ、そのままエコーへ。その最中、あの鈍い重い痛みが。

先生の表情が急に険しくなり「今陣痛来てますね。もう一回内診しましょう」と内診すると、

「子宮口3センチ開きました。陣痛が始まっています。分娩室(LDR)へいきましょう」

え、え、え!!!

いまー!?ゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリ

夫と娘もびっくり!


(分娩室への移動中。娘は心配して傘を持ってくれましたおねがい


そのままついさっきNSTテストをしたのと同じLDR室で、同じ看護婦さんに「あれ?さっきテストしましたよね?」なんて言われながらベッドに寝かされました。

心の準備ができないまま、出産プランのチェックとサイン、夫と娘には自宅に引き返して入院グッズを取ってきてもらい、その間私は浣腸をされてトイレになんどか行きました。

分娩に伴う点滴と血圧計をつけ、私はベッド兼分娩台で陣痛が乗ってくるのを待ち、夫と娘は同じ部屋にあるソファーでランチ用のパンを食べてました。

バナナを食べてポカリスエットを準備して臨戦態勢、3分おきくらいの陣痛になっても、何とか深呼吸で逃していました。娘はいつの間にか昼寝。。。


(You Tube見てる娘)

(いつの間にか寝る)


分娩台に横たわってから約4時間後、陣痛が90秒感覚になり痛みもかなり強くなってうんうん唸っていると、昼寝から起きた娘がすかさず「ママ頑張れー!!」と叫んでいました。

この間、助産師さんにしか見えない頼もしい看護婦さん2、3人や担当医が子宮口の開きをチェックしに来ましたが、まだ4センチとのこと。

ここで担当医が破水させて、生暖かい液体が大量に落ちて行くのがわかりました。

さらに1時間後、陣痛はかなりの痛みであるのに子宮口の開きが悪く、何より娘が必死に応援し続けて心配しているので、無痛分娩に切り替え、かつ陣痛促進剤を点滴することに。

この無痛分娩の硬膜外麻酔、背骨のところに入れるのですが、陣痛の中海老反りにならないといけないし、麻酔の針を入れるのがけっこう痛いチーン

それでもしばらくたつと麻酔が効いて陣痛を何も感じないように。夫や娘と普通に話せるし、そしてお昼ご飯がバナナだけだったので、急激な空腹ショック看護婦さんに「ごはん食べて良い?」と聞くも、「今はダメ」とのこと。



麻酔から1時間半ほど経つとじわじわと麻酔が切れ始め、またうんうん唸って子宮口を見てもらうがまだ6センチ。麻酔をお願いするも、少しは痛みがある方が子宮口の開きが良くなるだろうとのことで、少しずつ入れることに(ってことは和痛?)。

痛みが和らいだのですが、今度は目が回ってきて、周りの看護婦さんもバタバタと私に計測器(たぶん心拍の?)と酸素吸入器を取り付け、「態勢を横にして!今度は左!吸ってー、吐いてー!」と一気に緊迫した状態に。。

視点が定まらず、人生で初めて意識が遠のきそうな中で必死に看護婦さんの手を握りました。


続きます。