高い増殖能力を持ち、身体の多様な細胞を作り出せる人工多能性幹(iPS)細胞を研究する京都大のiPS細胞研究所(京都市左京区)が8日、報道陣に公開された。iPS細胞を世界で初めて作った山中伸弥京都大教授が所長を務める。
山中教授は、再生医療への応用について「10年後には臨床試験の実施に到達したい」と強調。難病に対する新薬開発についても、臨床試験の実施に意欲を示した。
研究所は京都大のiPS細胞研究センターを拡充し、今年4月に設立。研究棟は地上5階、地下1階で、研究員や学生ら約130人のスタッフが研究に当たる。
棟内には仕切りのない「オープンラボ」や、平日なら誰でも訪問できるギャラリーを設けた。基礎から臨床までの研究を一体的にできるよう目指したいという。
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