高い増殖能力を持ち、身体の多様な細胞を作り出せる人工多能性幹(iPS)細胞を研究する京都大のiPS細胞研究所(京都市左京区)が8日、報道陣に公開された。iPS細胞を世界で初めて作った山中伸弥京都大教授が所長を務める。
 山中教授は、再生医療への応用について「10年後には臨床試験の実施に到達したい」と強調。難病に対する新薬開発についても、臨床試験の実施に意欲を示した。
 研究所は京都大のiPS細胞研究センターを拡充し、今年4月に設立。研究棟は地上5階、地下1階で、研究員や学生ら約130人のスタッフが研究に当たる。
 棟内には仕切りのない「オープンラボ」や、平日なら誰でも訪問できるギャラリーを設けた。基礎から臨床までの研究を一体的にできるよう目指したいという。 

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 愛知県豊川市、会社員、岩瀬一美さん(58)方で17日未明に起きた一家5人殺傷事件。殺人未遂容疑で現行犯逮捕された無職の長男、高之容疑者(30)は家族を次々と包丁で刺し、1歳の幼子の命まで奪った。7~8年前から自宅に引きこもっていたという高之容疑者。外の世界と自分をつないでいたインターネットの契約を家族に解約され、激高した末に事件を起こしたとみられる。【中村かさね、沢田勇、高木香奈】

 「何でおれのインターネットを解約したんだ」。県警豊川署によると、17日午前2時ごろ、2階の自室から出てきた高之容疑者が母正子さん(58)にこう怒鳴った。正子さんの腹を包丁で刺すと、2階で寝ていた三男文彦さん(22)の長女の金丸友美ちゃん(1)の顔や肩なども刺した。さらに1階に下り、一美さん、文彦さん、文彦さんの妻の金丸有香さん(27)を次々と刺した。さらにライターで2階の自室の布団に火をつけて逃げた。

 近所の人に異変を知らせたのは消防車のサイレンの音だった。「目が覚めて外に出ると、一美さんは心臓マッサージを受けていた。家族も次々と救急車に乗せられて……」。目撃した近所の男性は言葉を失った。1時間後、自宅裏の葬儀場の敷地内に隠れていた高之容疑者を、豊川署員が見つけた。

 近所の住民によると、高之容疑者は十数年前から引きこもり状態だった。家庭内でトラブルを起こすことも多く、今月13日には銀行口座を開くために一美さんの身分証を取り上げて口論になった。15日には次男(24)とけんかをした。いずれも家族では抑えきれず、110番で警察官が出動する騒ぎになった。

 近所の女性(35)は「(高之容疑者以外の)6人で仲良く外出する姿も見かけたし、普通の家族のようだった。でも警察がよく来ることもあって、近所では『変わった人がいる』といううわさがあった」と話していた。

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