近所のお寺に住み込みで手伝いしてる知的障害のオッサンがいた。ある日、オッサンが火かき棒を持って顔を真っ赤にしながら走り回っていて…

 

 

俺の故郷は田んぼばっかりのまさに田舎ってとこだったんだが
近所のお寺に住み込みで手伝いしてるオッサンがいたんだ
生まれつきの知的障害があってあんまり会話は成立しないけど
いつもニコニコして寺の掃除とかしていた
俺ら子供連中はそのオッサンの背が小学校高学年くらいしかないから
「子供+オッサン」で失礼だけど「こどっさん」と呼んでた
俺と友達何人かでよくからかったりして遊んだりしたけど
基本的にはみんな、こどっさんのことは別に嫌いじゃなかった
冬になりかけぐらいのある日、こどっさんが寺の外にいるのを見かけた
その様子が普通じゃなかった
手にはいつも境内で焚き火をしたりするときに使う火かき棒持って
顔を真っ赤にして走り回っているが声をかけても全然聞こえてない
俺らは、もともとおかしかったこどっさんがついにトチ狂ったと驚いて、家に走って帰り
「こどっさんがおかしゅうなった!」
と報告して何人もの大人がこどっさんを追いかけて
それに俺らが走ってついていくという形になった

http://bit.ly/2IgTiSC