私は相貌失認といって、顔と名前を覚えるのが非常に苦手な特性があります。

介護の仕事を始めると、まず最初にしなければならないのは「利用者様の顔と名前を覚える」ことなので大変苦労します。

この記事では、同じような方が円滑に介護の仕事を覚えるためのコツを書いていきます。

 

利用者様の顔と名前を覚えるには

まずは座席表を暗記する

食事のときなど、利用者様はいつも同じ座席に座っていると思います。
その座席をメモに残しておき、家で座席表と座っている利用者様の名前を繰り返し書いて頭に叩き込みます。
ユニット型特養(10名)やグループホーム(9名)くらいの規模であれば比較的容易に覚えることができると思います。
まずは座席表を作って、名前を書き込んでいき、座席と名前を覚えましょう。
 

次に部屋番号と名前を暗記する

ケア記録や排泄表などは部屋番号順になっていると思います。
次は部屋番号と名前を暗記していきます。
これは業務の中で「あの部屋は〇〇さん」と覚えていったり、ケアに入る時に覚えていくことができると思います。
できたら暗記した座席表を思い出しながら「あの席にいる人は〇〇号室」というように覚えると良いでしょう。
 

最後に、特徴と顔を覚えていく

寝たきりの男性は〇〇さん、食事介助が必要なのは〇〇さん、洗濯物を畳んでくださるのは〇〇さん、というように、その方の特徴と顔を覚えていけばもうほぼ覚えきれたと言えるでしょう。
 

有料老人ホームやサ高住など、覚えなければならない利用者様が多い場合

上記の「座席表」と「部屋番号」で覚えるのが基本ですが、20人以上を一気に覚えるのは大変です。
そんな場合は座席表を2分割か3分割して少しずつ覚えていくのがおすすめです。
一気に全員覚えようと思うとどうしても曖昧に覚えてしまいます。
確実に「明日までにこのテーブルの人を覚える」というふうに覚えていくと良いでしょう。
 

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フレイルとは心と身体のはたらきが弱くなってきた状態のことをいいます。

フレイルを放置するといずれ要介護になるリスクが非常に高いといわれています。

それでは、フレイルになったときに要介護にならないためにはどうしたらいいでしょうか。

今回の記事ではフレイルについて解説いたします。

 

フレイルとは

人は年を取ると段々と体の力が弱くなり、外出する機会が減り、病気にならないまでも手助けや介護が必要となってきます。
このように心と体の働きが弱くなってきた状態をフレイル(虚弱)と呼びます。
  • 最近痩せてきた
  • 歩いたり走ったりするとすぐ息切れするようになった
  • 前よりも疲れやすくなった
  • 外出するのがおっくうになった
これらがフレイルの状態の指標になります。
 

フレイルの予防をするには

まず体力をつける必要があります。
休み休みでもいいので毎日ウォーキングをしたり、家事などで身体を動かすと良いでしょう。
閉じこもりがちにならないためにも、社会参加の機会があれば積極的に参加しましょう。
買い物に出かけたり、喫茶店に行く習慣をつけると良いかもしれません。
また、口腔機能の低下を防ぐために、歯磨きなどの口腔ケアを毎食後しっかり行い、食べ物はよく噛んで食べると良いです。
しっかり栄養を取るために、メイバランスなどの栄養補助食品を使うのも良いでしょう。
フレイル予防で大切なのは、栄養・運動・社会参加の3点です。
 

フレイルかどうかチェックする

飯島 勝矢 教授(東京大学 高齢社会総合研究機構)監修のリーフレットがこちらになります。
指輪っかテスト、イレブンチェックで自分や兄弟、親、利用者様がフレイルの状態になっていないかチェックしてみましょう。
 

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県立西宮病院で認知症患者が転倒、重い障害「転倒の恐れ予見できた」 県に532万円支払い命令 神戸地裁 | 総合 | 神戸新聞NEXT (kobe-np.co.jp)

 

看護、介護系で働いている人にとって恐ろしい判決が出ました。

認知症の人のトイレに座ってもらっている間、別の人の排泄介助に行ったところ認知症の人が転倒してしまった事件です。

神戸地裁は「別の人はオムツで対応して、目の前の認知症の人から離れるべきじゃなかった」という判決を出しました。

 

こんな判決が出たら、認知症の人や転倒の危険性のある人全員におむつをつけなければならなくなります。

更に、自由に歩けないよう抑制しなければならなくなるかもしれません。

はたしてそれが自立支援になるのでしょうか?

利用者様のQOLも下がると思いますし、廃用症候群も進むと思います。

 

コールかぶりがあったとき、だれを優先するのか、明確なルールを作る必要もあると思います。

そして転倒リスクが高い人ばかりに介護が手厚くなり、軽度の方や寝たきりの方がおざなりになっていく…。

軽度だった方が中度、重度になっていき、寝たきりの方はおむつかぶれや褥瘡ができる…。

 

転倒はもちろん防止するべきですが、全員の転倒を防止するのはそれこそ車いすやベッドに縛り付けでもしないと難しいです。

そんな中で国は介護職員の配置基準を緩和しようとしています。意味不明です。

転倒防止するなら見守りの目はたくさん必要です。人員は今よりももっと手厚くしなければ事故は防げません。

 

以下、Twitterの声をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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