先日起こった韓国旅客船沈没事故の犠牲となった方々のご冥福をお祈りいたします。
ニュースを見てからは心穏やかではいられず、船内に取り残された高校生たちの救出を
毎日祈りながら待っていたのですが、残念で残念でなりません。
一方で、ドラマと違い脚色のないニュースの中に、
どことなく違和感を感じた方も多かったのではないでしょうか。
行方不明の船会社オーナー相続者たちdvd、開かない救命ボート、出されない避難指示、逃げ出す乗組員、
大統領の演出パフォーマンス、偽ダイバー、捏造メールなどなど・・・
刻々と報道される映像から見えた韓国は私たちの理解を超えていました。
「韓国は三流国家だった」という題名の新聞社のコラムが日本でも話題になりましたが、
経済利益至上社会の中で置き去りにされた安全対策、危機管理・・・
職務に対する責任や義務感や倫理観の欠落・・・韓国の社会問題が透けて見えてきました。
この「追跡者(チェイサー)」というドラマも同じでした。
このドラマの被害者も女子高校生です。
大切な娘が事故に遭ったご両親の無念さや失望は人ごととは思えません。
加害者が権力者だったために、
証拠は隠滅され、証人は偽証し、捻じ曲げられてゆく事実。。。
罪の意識のない加害者たち、
買収されている検事、
モラルの無い警察、弁護士など、、
ドラマの中の韓国にも異質なものを感じずにはいられませんでした。
これは、そんな裁判に絶望した父親が理不尽な社会と対決し、真実を探すために行動する
その一部始終百年の花嫁 DVDを画面のこちら側から、見守るドラマでした。
犯人をどう暴き、どう裁くのか、、、
刻々と変わる状況、敵か味方かすらわからない、
権力者との戦いは一進一退 熾烈を極め、見ごたえがありました。
ドラマですからこれはフィクションですが、
こういうドラマを作る土壌があるというところが、
韓国の抱える問題かもしれません。
ネタバレになりますが、最後に行動を起こしたのは韓国国民でした。
最後に権力者を倒したのは被害者の父親ではなく、民衆の力だったのです。
それは素晴らしいシーンでしたし、そこに韓国の希望を見た気がしました。
全世界に配信された旅客船沈没事故
韓国全土が悲しみに包まれたそうです。
悲しみを共有した国民たちが、今後どう考え方を変えるのか。
そして事故の加害者(船会社のオーナーや逃げた従業員たち)はどんな風に裁かれるのか。
それは正当な裁判なのか・・・
