俺もみんなも
「おもしろおかしく」生きてゆこうと
英知を振り絞って生きてゆくこと自体が「修行」なのに、
その核になる「性」を隠したいくらい恐れるってことは
本末転倒じゃないの?

...

須佐厳のお話会の新しいタイトル
【 「性」を恐れない生き方 】
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俺、全国を回っていていつも思ってるんだけど
「性」に「おそれ」を抱いている人がものすごく多いのよ。
男も女もね。
これね~言葉にできないのよ。
本来、誰にもある幸せや喜びを忘れて、
今まで気づこうともしなかった
ものすごく深い部分での「恐れ」ね。
ホントはほとんど愛なのに。
 
・いつ受けたのかもわからない「性的トラウマ」を筆頭に、
・信じていた男性から受けた「ひどすぎる言動」
・つい先日、同性から話をされたことなんかの「比較」
・ついでに、自分でつい口に出したり同意してしまった「嘲笑」
・誰かが揶揄した性の発言に囚われてしまったり、
・そして、ふつうに暮らしているだけで、
 ダイレクトに植えつけられる、セックスに関する、
 おびただしい量と、圧倒的な重力のウソ。
 
それらを
 
・どれだけそれを忘れようとしても、
・気丈に生きようとしても、
・性や恋愛のことなんかムシして過ごそうとしても、
・シカトしたまま、平気でいようとしても、
・何か他のキラキラなことで埋めようとしても、
・成功を収めてまぶしすぎる人の元に寄り添おうとしても、
・無理やり自分はパーフェクトぉ!と大声で笑っても、
 
「おそれ」ってやっかいなものは、
ふつーに生活しているだけでは
増えても減ることはないように思えるのです。
 
これらはね、本当にさらりと聞いてあげても、
じっくりと救い出すようにして拾い上げないと、
それを言葉にすらできないことが多いのよ。
 
誰かにトラウマとか、ブロックとか言われて
「忘れちゃいたい、むっちゃおそれてること」の部分を
ほじくり出されて
そのまま置き去りにされてる人もいるし。
 
代替えのキラキラしたものや、あなたのものでない勇気や、
先のない自信を貰っちゃった人もいる。
誰かのまねをしなさい!って云われたように
言葉を聴いちゃう人もいる。
体験のない者が語る「性の神聖化」てのも厄介だね。
 
果てには、なんでそーなるの?!と目を疑うのだけど、
自分が一番偉いんだからこれでいいんだって解釈して、
逆に動けなくなってる人もいる。
  
だから俺ね、ずいぶん奇特な自分の性を、
まず、恐れながらと、丸出しにしてお話をしています。
 
すると、みなさんそれぞれ抱えておられる性の恐れを
即座に反映して、
参加人数通りのいろんな反応をいただきます。
ようこそ!「恐怖」出していただいてありがとうございます!なんですよ。
 
そんなことを繰り返していると、
性に関することの「ほんとう と ウソ」が
ものすごくわかるようになってきたんですよ。
「善悪」に自己生成しまう修羅的な人も多いのだけど、
俺の感じるのはそうではなくて、
「ほんと」と「ウソ」なんです。
 
ですから、お話会では その「ほんとう と ウソ」について
とても解りやすく話をしてるんだけど、
じつはあっけらかんとしたものばかりで、
「目から鱗」という評価しか出ず、キラキラしていませんし、
インパクトのある新出の単語も出ないです。
大きなアクションもありません。
だって、ノンフィクションだもん。

ですから、ブログにも、FBにもあまり書いていただけないのですが、
それはそれでいいのです。
 
でもね、お話会に来てくださった方は、
すぐに何らかの動きが出るようで、
いちばん簡単にできることを身ごもらせて、
後日、必ず何かを出産してくださいます。
 
つまり、恐怖も ほんとも ウソも
全員違うんです。
だから書けない。
ケーススタディーなんてできっこないし、
他人のことなんて、同意できるようなものじゃないもの。
  
でも、ひとつだけ共通点があるとしたら、こいつかな?
てのはある。
 
おそれはね、
消滅させたり、取ってもらうことはできなくて、
何度も何度も素敵な体験を重ねに重ねて
上書きすることで、薄っぺらくすることしかできないんですよ。
その方法も全員違う。
そのモチベーションも、経過も、結果も違う。
もとより素敵な体験ってものがずいぶん違う。
 
その上書きの中で
身体が灰になるまで捨てることができないのが
「性」なんです。
だって、そのほとんどが愛でできている。
 
これね、マジその全貌を書けない。
だからお話会の魔力を使いたいと思ってます。
ライヴっていう魔力ね。
 
長文になっちゃったけど、
お話会やカウンセリングに来てくださった
たくさんの女性が、
恐怖を上書きする力のある女性に成長してくださって
善き人と結ばれて、そのカップルごと
「ホント」を突き進んでおられる姿を
ありがたく拝見できるようになってきました。
そうなるのにも、ひとりひとり、時間の速度が違います。
 
もうあと一歩だ!の方もいれば
あれれ、どこ行っちゃうの?
なんで元に帰っちゃうのよ~という方もいるよ。
  
ですから、これからもますます精力的に
旅回りをしてまいります。
逢いに来てくださいね!
きっと動けるようになると思うよ。
 
人に話をするってのは
自分の所業もウソをつかず!
つまり、仁術ですから。
 
須佐厳 拝





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