「Ghost of Yōtei」
前作「Ghost of Tsushima」は「元寇」を題材とした作品で、侍が「誉」を捨ててただ対馬を守るという展開だった。
とにかく映像が美しく、広大な対馬を旅するだけでも楽しめるオープンワールド型ゲームだった。
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で、それを継承した続編が本作となる。
本作は時代的には関ケ原後で実に300年が経過している。
そして舞台はなんと蝦夷地こと北海道。
続編ではあるが、物語的な接点は全くないので、前作をプレイしている必要は全くない。
あと物語としても前作の「元寇」のように実際にあった歴史的事件を題材としていないので勉強も不要だ。
ただただ主人公の復讐劇となっている。
今回の主人公が女性に変更となっている。
これが中々のバーサーカーだ。
前作でいうところの政子様だ。
復讐が一番という性格の壊れっぷりで中々怖い。
前作は仲間がほぼ人格破綻者だったが、本作では主人公の復讐鬼っぷり際立っている為、他の登場人物がまともだ。
始まってすぐに主人公が羊蹄六人衆に対しての復讐者であることが判明し、その動機もわかる。
そしてチュートリアルが終わるタイミングで最初のひとりへの復讐が完了するという展開。
おいおい早いなと思ったのは早計というもの。
この後、2人目の復讐が完了するまで私は30時間以上をかけることになるのだ。
このゲーム、地図を埋めながらクエストをこなしていくタイプだが、かなりサブクエストが配置されているので飽きない。
目的地が決まり、そこに向かって進むうちに別のクエストに遭遇するなんてのはざらにある。
一度見つけたポイントは地図に記され、攻略済かもわかるようになっている新設設計なのだ。
アクションは前作から色々と増えた。
まずは武器が大幅に増えた。
メイン武器だけでも、5種類もある。
ただ、前作で構えを変えるという部分に相当しているだけで、相手の武器との相性選択である点は変わらなかったりする。
前作だと、後半になると主人公も結構強くなっており、ゴリ押しで戦う方が楽になってくるが、本作では敵も使うようになる火縄銃がやっかいだった為、最後まで「暗殺」プレイを楽しんだ。
ひとつの町を開放するのに一度も見つかる事なく殺しきった時の達成感は抜群だ。
ゆえにクリアまで時間かかった。
結局70時間かかった。
装備品以外は一通り全てアイテムは取りきってのクリア。
やりきった感がある。
もっとも気になっていた秘湯めぐりについて最後に触れておきたい。
各地の秘湯を巡って体力がちょこっとずつ増えるのだが、問題は入浴シーン。
前作では主人公のプリっとした尻と、微妙に隠れる股間が素敵だったが、女性キャラだしどうなるんだと思ってたら普通に入浴した。
同様に尻は見せる。
でも少しだけ背徳感を感じるのだった。
さて、あとはDLコンテンツだ。
北海道東部を全く使っていないので、知床の方に行くんじゃないかと想像している。
本編的にも主人公が狼の姫って呼ばれてるのなんで?とか疑問に残っている部分もあるので、そのあたりが描かれるといいなぁと思っている。
なんにせよ、楽しみに待ちたい。

