いつ、誰に、どうやってカムしたのかは

正直もう覚えていませんw

もう5年位くらい前のことなので…。

 

とりあえず、診断書を取得するために必ずカムしなければならないのは

家族と職場です。

 

 

職場の理解は「男性として生活する上で」の重要事項です。

 診断書にも、「周囲の理解とともに職場でも理解されている」的なことが書かれるので、職場へのカムは必須…。


ですが私はこの時、

カムして、診断書もらって、注射を始めたら

今の仕事を辞めようと思っていました。

女として働いている自分が

突然男として働くなんて無理だと思ったからです。


それに、男として働くなら

一から始めたいとも思っていました。

自分のことを誰も知らない環境で過ごしたかった。

要するに埋没したかったのです。




ということで、

まずは意を決して上司に話すことにしました。

とりあえず1対1で話がしたかったので電話をして

話したいことがあると伝えると


「ちなみにどんな感じのこと?」

と聞かれ、


「性別を変えようと思ってまして…」と、

ザックリかつ直球に伝えましたw


すると

「あー…なるほど。それは会って話さないとダメだね」と面談する日を設定してくれて1対1で話をしました。



性同一性障害の疑いがあって精神科でカウンセリングを受けていること

診断書が貰えたらホルモン注射をしようと思っていること

注射を始めれば声変わりなどの男性化すること

そうなったらここでは仕事ができないと思うから職場を辞めたいと思っていること


を話すと


「それを理由にして仕事を辞める必要はないんじゃない?会社としては〇〇さんにとってやりやすい方法で対応したいと思っているから、辞めなくていいよ!


と言ってくれました。




めっちゃいい職場過ぎて

有り難過ぎて何も言えませんでした←




後日、会社で一番偉い理事長とも話をすると


「今通っている病院に出向きたい。実際に医師と話をしてから会社としてどうするか考えたい。〇〇さんが言っていることを信じていないわけじゃないけど、まずは医師に〇〇さんが本当にそうで、会社として対応していくことが妥当なのか見極めたい」


とか言ってくれちゃって、




めっちゃいい職場過ぎて

有り難過ぎて何も言えませんでした←2回目





次の通院で本当に上司は来てくれて

「今後、会社として男性として扱おうと思っているがそれでいいか」など、医師と話をしていました。


医師も「できる限り本人の希望に沿っていただければ良いと思います。」

と言っていました。



通院が終わって理事長と一緒に外に出ると、


今後は会社としてなんでも対応してくから、また相談しよう。

絶対悪いようにはならないようにするから。

何か問題が起きても絶対解決させるから。

と行って去って行きました…。




かっこよすぎる…www





職場は本当になんでも応えてくれました。

他の職員へのカミングアウトなどにも協力してくれて

いつも相談に乗ってくれました。


正直今の仕事はFTMだからという理由ではなく、

いつも辞めたいと思っていましたが

当分辞めれそうにないです←




最後まで読んでいただきありがとうございました!


次回は、カミングアウト〜家族編〜です!

でももしかしたら違うこと書くかもしれませんグラサン




予約の電話をしてから2ヶ月が経ち、
いよいよ初診の日になりました。

うろ覚えですが、
予約した時に「自分史」を書いてくるように言われたので書いて持って行ったと思います。

自分史には、
家族構成や幼少期、小学生、中学生、高校、専門学校、それ以降の性別に関わる出来事を書きました。

幼少期では髪の毛を結われることが大嫌いだったことや、その頃から「男の子になりたい」と思っていたこと、女の子と遊ぶのが苦手だったことを書きました。

小学生時代では低学年の時に転校した時に男子の輪に入れてもらえずに苦労したこと、

中学生時代ではスカートの制服が嫌で制服を作る時に学ランを着たいと親に話してみたこと(もちろん「何言ってんの、スカートじゃなきゃダメよと言われましたw)、テレビドラマで性同一性障害のことを知り、

高校時代で携帯電話を持てたので、それで性同一性障害について調べまくって、自分はまさにこれだ!と思ったこと、

専門学校時代では男女差が激しくクラスに馴染めなかったことなど、

もちろんもっといろんな出来事を書いて提出しました。


初診では自分史を提出して、今後のカウンセリングの流れや、最終的にどうしたいか聞かれた気がします。
私は治療したいという思いよりかは「一体自分が何者なのか、本当に自分のこの思考がFTMなのか」が知りたくて、
「治療をしたいというか、自分の中でFTMであることに疑問があるからカウンセリングしながら見つけたい」と話したと思います。

「人によっては先に染色体検査とかやっちゃってどんどん進んで、半年くらいで診断書取得になったりするんだけど、ゆっくりやっていこうか」となり、

予約は月に1回ペースでのんびりやっていきました。

正直、さっさと終わらせたかったんですけどねw



月1のカウンセリングでは、
臨床心理士とカウンセリングをしてから医師との診察という流れで行われました。
今日は幼少期の話、次回は小学生の頃の話…という感じでじっくり分けてカウンセリングしました。

カウンセリングというよりは「過去の出来事を話して、その時どう思っていたか」を話す感じ。
「その時どう思っていたか」なんて正直わからなくて、

「え、どう思ってたんでしょうね…www」
って返答することが多かったと思いますw

自分の考えていたことを話すのって難しいですw



そんな感じでカウンセリングは終盤になって、
初診から半年過ぎた辺りで医師に
「さて、そろそろカウンセリングも終わるけど、今後どうする?染色体検査と身体検査、してみる?」と言われ、

カウンセリングをしていても自分が何者かはハッキリしないし、医師も「君はFTMだよ」なんて言ってくれないし、
どうすればいいかわからなくて、
「一旦考えさせてほしい」と伝えてしばらく通院しないで今後のことを考えました。



きっとカウンセリングなんかじゃ自分が何者なのかなんてわからなくて、
結局自分次第なんだと思います。

自分がこれからどう生きていきたいのか。
女で居たいのか、変わりたいのか。
これは医師が決めることではなく、自分次第。

カウンセリングを進めていけば、
おそらくFTMかそうじゃないかは医師にはわかっていたのだと思います。
それを判断して診断するのは医師だから。

「今後どうする?」

と聞いてきたってことは、
カウンセリングにはなんの問題もなく、FTMであるという確証が医師にはあったんでしょうね。

精神的に問題があったり、ただの思い込みと判断したなら「今後どうする?」なんて聞かなかったと思うので。


だけど、その場で「今後こうしたいです!」って言えなくて、
というか考えられていなくて、
3ヶ月くらい診察をお休みして考えました。


治療するとしたら仕事はどうしよう。
親になんて言えばいいんだろう。
友だちや職場へのカミングアウトはどうしよう。


とにかくどうしようの波波が押し寄せてどうすればいいかわからなかったです。


職場でも交友関係でも、自分がFTMだなんて言ったことはありませんでした。
知っているのは元カノや今の彼女、あとは極々一部の友だちに「かもしれない」と言っていただけ。
診断書がなければ自称FTMでしかないと思っていたので、カミングアウトなんてできるわけがなかったのです。



3ヶ月悩んで決めたのは、
「とりあえずできる検査はやっちゃおうかな」でしたw
結局今どうすればいいか考えても、
答えは出ませんでした。




そして、久しぶりの診察でそのことを伝え、
まずは診断書がないと職場に言えないと思っていたので、診断書はほしいと思っていることを伝えると、

「診断書を出すにはカミングアウトして家族とか周囲の人に理解してもらわなきゃダメだよ」

と言われて、ハッとしましたびっくりハッ

そうか、先に言わなきゃいけないのか!と。
それと同時に「なんだ!ついでに言えるじゃん!」とw


自分の中では、
診断書を掲げて「診断されたんだ!これが証拠だ!心は女じゃないんだぞ!」と胸を張ってカミングアウトしてからのホルモン治療開始と思っていたのですが、
診断書のためにカミングアウトが必要だとは思いもしませんでした。


だけどおかげで決心がつき、
とりあえず一通りの検査を済ませて
職場や家族にカミングアウトすることにしました。




次回はカミングアウトの話を書こうと思います!

最後まで読んでいただいてありがとうございましたグラサン



私がまずしたことは「ホルモン注射をするにはどうすればいいか」を考えました。

 

診断書がなくても自由治療でホルモン療法ができることは知っていたので、

まずは近場で注射が打てる病院を探しました。

 

自分が今一番したいことはホルモン療法で、

声を低くしたいし外見も男性に近付き、少しでも女性に見えないようにしたかったからです。

 

 

ですが、思いとどまりました。

 

 

診断書なしで治療することに抵抗を感じたのです。

診断書がないということは、自分がFTMであることに関してこれと言った根拠が見つからないということ。

いわゆる「自称FTM」になってしまうのです。

 

ホルモン注射さえすれば男になれるわけではないし、

いずれ家族や職場、友人にも話さなれけばならない。

そのときに自分に「FTMである証拠」がないと説得力も信憑性もないし、胸を張って「自分が女ではない」と言えないと思ったのです。

 

もし、ホルモン療法を始めようと思ったのが20才そこそこの年齢であったらこのような考えにはならなかったと思います。

後先も考えずにホルモン治療をして、カミングアウトとか仕事のことなどもテキトーな心意気でいたと思います。

 

25才になって、社会に出るようにもなったからこそ、

自分の勝手な考えだけではいけないという考えができるようになって、「男になりたい」という気持ちだけで闇雲に治療を開始せずに済みました。

 

 

社会で生きていくため、

そして家族や友人にも納得の行く話をできるようにするために

GIDの診断ができる病院を探しました。

自分の中で「GID学会などでも権威のある人に診断してほしい」という考えがあったので、

比較的有名な病院に目星を付けてその病院について徹底的に調べました。

どんな病院で、どんな雰囲気で、どんな人が診断を受けたのか。

いろんな人のブログも読ませていただきましたし、実際に診断してもらった人の話も聞きました。

 

そして、「この病院がいい!」と決め、

電話で予約をしましたが、

さすが有名どころの病院、

予約は2ヶ月待ちということでした。

 

逸る気持ちを抑え、2ヶ月後に予約を入れました。

 

 

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

次回はカウンセリングのことを中心に書いていこうと思いますグラサン