アメリカ人の心の故郷、
ワイオミング州のグランドティートンの前に立った。


ここは1880年代後半の
アメリカ開拓時代を描いた有名な映画
「Shaneシェーン」
の舞台でもある。

映画の中で、
シェーンは雑貨店に併設されたサルーン(酒場)の扉を押し、
少年ジョーイへの土産を求めバーテンに話しかける。

"Do you have Soda pop?”

このSoda popこそ、コーラの祖先である炭酸飲料のことだ。
Soda popは子どもの飲み物だったらしく、
その場にいた酒場のごろつきはシェーンをバカにして言う。

"Well, what'll it be - lemon, strawberry, or lilac, sodbuster?"

すでにその当時、
レモン、ストロベリー、ライラックの3種類の味が選べたようだ。

ちなみに、
アメリカのソフトドリンクの歴史を調べると、
炭酸入りミネラルウォーターに味をつけたsoda waterが
1798年に登場し、
1860年頃にSoda popと呼ばれるようになる。
1960年代になって
現在のようなビン入りで流通されるようになるまで、
SaloonやSoda fountain、Ice cream saloon
などと呼ばれた場所でグラスやビンに注がれ売られていたようだ。

それではここで問題です。

アメリカを代表する炭酸飲料を
生産開始の古い順にあげてみて欲しい。

①コカコーラ
②ペプシコーラ
③ジンジャエール
④ドクターペッパー 
            (答は下)
   
真夏にもかかわらず頂上に雪を残すグランドティートンは
実にすがすがしい山だった。


多くの家族連れがボートを山の裾野の湖に浮かべていた。
湖面にブルーグレーのグランドティートンが揺れていた。
水辺ではしゃぐ子どもの声に心も揺れた。

"Shane! Come back!"

耳を澄ませばそう聞こえてくるようで…
バイクでの一人旅、
楽しそうな家族連れを見るのが一番辛い。

美しい景色の中で…思いっきり寂しくなった。 



答:
1851年Ginger ale、
1885年Dr. Pepper、
1886年Coca-cola、
1889年Pepsi-cola
の順となる。