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題名は

「“パワハラ知事”斎藤元彦さんを霊視してみた」となります。

9月11日17時頃　発行予定です。

今日は、斎藤元彦さんを霊視してみたいとおもいます。

兵庫県県知事の斎藤元彦さんが、パワハラ内部の告発を受け、

８月３０日、９月６日に百条委員会で、一連の疑惑の説明をされました。

パワハラではなく、「業務上の指導」だったということです。

斎藤知事さんは総務省官僚だったことに触れ、

兵庫県職員さんと官僚の仕事にはズレがあることを強調されていました。

官僚さんたちは、政治家さんの動線にこだわります。

目的地から最短距離を算出して、少しでも無駄な動きをさせたら、上司に激しく怒られてしまいます。

官僚は、国民の下僕であります。公務員試験で徹底的に教わります。

政治家さんは国民の代表ですから、王様なのです。

無駄な動き一つさせたら、誰かの責任問題であり、打ち首獄門でございます。

上司の送別会でも、飲み屋さんまでの距離と歩行速度を計算します。

何時何分にどうなるか根拠を常に示さなくてはいけません。

一秒たりとも無駄な時間をさせてはいけません。

日常的なレベルで、「相手に、無駄な動きをさせてはいけない」ということを教え込まれているのです。

日本の官僚制度は、ある意味、頼もしくもあり、軍隊式であるといえます。

斎藤さんが２０代の頃から、下っ端として総務省官僚の薫陶を受けていたので、

ご自身が兵庫県知事となり、できない職員さんがいると、混乱してしまいます。

「なんでできねえの？　お前？」となります。

「俺よりも年上なのに、わざわざ教えないとダメなんだ？」

知事の更衣室に、一般県民が入り込んできたから、職員さんを叱責した、とあります。

良い年した大人が大人を怒鳴るのは良くありませんが、

県民さんをキチンとご案内できなかった職員さんにも問題があるんじゃないのかな、と思うところです。

エレベーターを乗ろうとすると、扉が目の前で閉まって

「ボタンも押せないのか？」と怒鳴りつけた、とあります。

ですが、これも、職員さんが気が利かないだけなような気がします。

これくらいになると、斎藤さんのストレスが最大になっているように感じます。

斎藤さんがストレス状態で、ストレスを引き起こすような状況を引き寄せている、とも言えます。

周りの人たちが、ストレスを具現化してくれているのです。

博物館を訪れたとき、入り口付近は、自動車通行禁止でした。

車を横付けできずに２０メートルも歩かされた、と斎藤さんはご立腹されました。

これもパワハラだということですが、職員さんは「ルールですから」と譲りません。

斎藤さんが官僚だった頃は、もし政治家の先生をお連れするなら、通行禁止を解除していたはずです。

どうしてそういう根回しができないのか、とお怒りなのです。

このように、常に斎藤さんと職員さんたちとの間で、仕事に対する認識のズレが生じているわけです。

同じ公務員であったとしても、立場が違っているため、

斎藤さんにおかれましては、違いを認めて、伝え方を変えるなどすればよかったのかもしれません。

前の兵庫県知事さんは官僚出身だったので、

官僚出身であっても、なんとか県職員さんとの擦り合わせができている人もいるわけです。

単純に斎藤さんが頭に血が上りやすいというか、

思い通りにならなかったら怒るしかない、というマネージメント能力に疑問を感じている人もいらっしゃいます。

業務時間外の仕事の連絡……チャットやメールをバンバン送ってきたり、

職員さんたちは大変だったと思います。

官僚時代の論理が通用せず、人の機微に触れるのがあまり得意でない感じがします。

斎藤さんが１００％悪いわけでもないですが、自殺された職員さんもいらっしゃるので、

事態は収拾できない状況です。

選挙中に支援を受けていた日本維新の会、自民党県議団から辞職要求をされてしました。

全会派から辞職を勧められています。

最終的には、“盟友”である大阪府の吉村知事から電話で辞職を勧められている始末です。

四面楚歌な斎藤さんですが、そんな斎藤元彦さんを霊視してみたいと思います。

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