わたしは、昔から友達と一緒にいる事が好きで、
友達にただただ依存してた。
学生時代に考えなきゃいけない将来のこと、いろんな経験、いろんな勉強。
これらを全て差し置いて、
友達と一緒にいたい、友達に置いて行かれたくない、みんなと一番近くにいたい。
そんな事ばっかり考えて生きていた。
そのツケが回ってきたのか、
それとも、使っていなかったその部分の脳が活性化してきたのか、
最近は将来のこと、学ぶこと、時間の使い方。。
そんなことを考える時間がものすごく増えている。
そんな今日。
勤務先の親会社の、偉いおばさんの話を聞くことができた。
偉いおばさん、なんていう言い方はとても失礼だが、
うちの会社は外資だから、役職やら部門やら、英語だから何も覚えられないし分からない。
キャリアも積み上げ、旦那と子供3人という家庭も築き上げたその偉いおばさんが、
輝いて見えて仕方なかった。
外人っていいなと思う。
ただただ、自分らしく、自身があって、素晴らしい。
最近すぐ人の人生を逆算してしまうが、
たぶんこの偉いおばさんも、わたしの歳には結婚して第一子がいた。
やっぱり私は行き遅れている。
こういう日は、憧れている友人からひょっこり連絡が来たりするものだ。
彼女は今は、優しい旦那様と可愛い娘ちゃんと、アムステルダム駐在妻をしている。
アムスはわたしの育った街でもある。
彼女とは、新卒で入社した会社の同期。
22歳、新卒のその頃から、彼女は周りとは何か違う何かを持っていた。
新人研修の研修所で、毎朝みんなで連れ立って連れ朝飯をするわたしたちを横目に、
彼女は颯爽と一人朝飯。
それはそれはカッコよくて、わたしには輝いて見えたが、
わたしには絶対考えられない事だった。
まだ一人でランチすらしたことがなかった。
彼女が言った言葉で、忘れられないものが1つある。
わたしが、「土日は何をして過ごしてるの?」と聞いた日のこと。
彼女の口からはこんな言葉が。。
「特に会いたい友達もいないから、遊んでない。一人で過ごすの好きなんだ」
わたし
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
絶句した。
特に会いたい友達いない?なんでそんなことがサラリと言えるの?
そんな事言ったら、友達がいないって言っているようなものじゃないか。
でも違った。
こうして、悩み迷っている時に連絡を取りたくなるのは彼女だし、
アムスに会いに行った同期たちもいる。
友人ってそういうものなのだ。
いつも一緒にいるから、本当の友人だ、というわけでもない。
困ったときに何でも話せる、
どんな時も味方でいられる、
ふとした時に会いたくなる。
友人ってそういうものなのだ。
十数年前から、そんなことが分かっていた彼女。
離れていてもとても大切な友人。
久しぶりにLINEのやり取りをして、とても元気をもらった。
時間の使い方、もっとちゃんと考えて充実させよう。
とか考えると、婚活する気がどんどんなくなる。
でもやっぱり結局、
結婚できなくて、彼氏もできなくて辛い。
今は自分の時間よりなにより、婚活をしなきゃいけないの?