一般的に「若い」と言われる年齢の頃に、友達はいつも好きな人の話をしていたけど
「好き」とか「すっごい好き」とか、恥ずかしげもなく友達に言わずにはいられない程の「好き」が、わたしの中に湧き起こることなく、何人かの人と出会って、何回か付き合おうよと言われ、嫌いじゃなければ、付き合った。
恋愛を...して来なかったわけでは無いけど、自分や相手の不確かな感情...「好き」とか「すっごい好き」とかに悩まされたり振り回されたりせずに過ごして来た気がする。
こういう「しょっぱい」ことをふと考え出すって事は、多分、「湧き起こるすっごい好き」を自覚したからなんだろう。
と、はたから見たらくだらない、わたしにとっては見知らぬ感覚の自覚が、
あの頃、恥ずかしげもなく誰かに言わずにはいられなかった友達の事を不意に思い出させる。