個人情報漏えい:信漁連元役員、融資先の顧客文書持ち出し /静岡
毎日新聞 11月11日(日)11時42分配信
県信用漁業協同組合連合会(信漁連)の役員だった焼津漁業協同組合の前組合長(72)が07年、融資先の顧客に関する文書を持ち出し、第三者に渡していたことがわかった。前組合長はすでに文書を信漁連に返却し、謝罪。7日の焼津漁協役員会で組合長を辞職した。同時期に信漁連に所属し、持ち出しに関わったとされる男性(62)も同日に同漁協参与を解職となった。
信漁連によると、前組合長は07年6月、信漁連の副会長などを退任する際、顧客の個人情報や融資状況が書かれた文書をコピーして持ち出し、知り合いの漁業関係者に渡した。この漁業関係者は「信漁連に不正融資がある」と主張しており、前組合長は信漁連に「融資が適切か調べたかった」と話したという。
信漁連は公認会計士などを交え調べたが、不正融資はなかったという。信漁連はこの問題を水産庁と静岡財務事務所に報告した。【平塚雄太】
11月11日朝刊
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